2012.12.27 Thursday
【ペイントツールSAI描き方講座】毛筆・雲ツール紹介とテクスチャ作成
以前の記事 【ペイントツールSAI】水彩・製図ペン・各種鉛筆の設定 の補足として「毛筆」と「雲」のツール設定と描き方を紹介。
それと用紙やツールの元になるテクスチャを何点か作ってみたので、作り方を併記しつつ紹介します。
今回紹介したテクスチャはダウンロードも出来ます。
▼毛筆ツール
基本設定:筆
最小サイズ:0%
ブラシ濃度:100
丸筆:強さ50
テクスチャ:なし
混色:100
水分量:5
色延び:100
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:0
最小濃度:0
最大濃度筆圧:0%
筆圧 硬⇔軟0
※クリックで拡大
これは毛筆と言っていいのか、ただの絵の具筆なのか微妙ですが。
質感的には本物の筆というより「大神」の一閃グラフィックに似てるようなカンジです。
混色出来るようにしてありますが、黒一色(同一色)の場合あまり意味はありません。
濃淡を出してありますが「水分量」や「丸筆:強さ」の部分の数値を変化させると濃さも変わります。
※注意事項
本物の筆のように勢いよく描くと、止めた部分が変なカンジになります。
なので、ある程度ゆっくり線を引いた方が上手くいきます。
▼雲
基本設定:エアブラシ
最小サイズ:0%
ブラシ濃度:15
にじみ:強さ80
※この「にじみ」の強さは画像のサイズやその時々で変えてみて下さい。
テクスチャ:なし
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:0
最小濃度:100
最大濃度筆圧:0%
筆圧 硬⇔軟200
※クリックで拡大
アニメの背景くらいのクオリティの雲ですが、画像のサイズを大きくするか”にじみ”の数値を低くするともう少し細かく雲が描けます。
●このツールを使った雲の描き方
※この画像では分りやすいように境目の色をあまり混色していません。
1.雲は下の方などに影が出来ますので、その色を先に入れていきます。
(色は写真などを参考にすると、大抵背景の空の色を暗くした色が入っています)
2.その次に上方の明るい色を入れていきます。
雲は白い部分が多いので、上から覆うように描いていくといいです。
3.その2つだけだと色の差が出過ぎているので、中間色で混色していきます。
●発光させる
”真夏の雲”を表現する時に使えそうなもの。
・まずは上記のように雲を描いた後、その上に一枚レイヤーを作成します。
・そのレイヤーに明るい色を入れて、レイヤーの”合成モード”で『発光』か『明暗』にすると光が反射したような雲になります。
今回紹介するツールは以上の2点です。
ついでにテクスチャを自作する方法を紹介したいと思います。
多分他のサイトさんの方が詳しく出てると思いますが、テクスチャ配布ついでに簡単に書いてみました。
▼作成方法
元になる画像テクスチャをBMP(ビットマップ)画像で作って、ファイルに入れて .conf ファイルを書き換えて呼び出すだけです。
●ブラシテクスチャー設定
描くときのブラシの模様を変えられます。
まずSAIのファイルを開きます。
brushtex.conf をメモ帳で開きます。
そして、下記の赤文字をコピーして中にある画用紙やキャンバスのようにペーストします。
==========================
1,brushtex¥コットン.bmp
1,brushtex¥布目.bmp
1,brushtex¥ストライプ.bmp
1,brushtex¥麻布.bmp
==========================
画像は brushtex というファイルの中に、BMPファイルを入れます。
●レイヤーテクスチャ設定
papertex.conf をメモ帳で開きます。
そして、下記の赤文字をコピーして同じようにペーストします。
==========================
1,papertex¥コットン.bmp
1,papertex¥布目.bmp
1,papertex¥ストライプ.bmp
1,papertex¥麻布.bmp
==========================
画像は papertex というファイルの中に、BMPファイルを入れます。
★テクスチャ画像作成上の注意
サンプル
※この画像はGIF、実際のテクスチャはBMP画像です。
画像はHP素材の背景のように 上下左右が繋がる ようにして、色は モノクロ で作成して下さい。
BMP画像のサイズは必ず 512×512 の正方形にして下さい。
他でもこのサイズをよく間違える事が多いようで、掲示板等でよく質問が書き込まれてました。
▼テクスチャ紹介
試しに作ってみたテクスチャ4点
■コットン
別サイトやtwitterの自分のページの背景にも使用している”コットンミューズ紙”のテクスチャです。
■ストライプ
ストライプというコットン系の紙ですが、ちょっと他と比べて薄くなってしまいました。
これ以上濃くするとジャギー(境目のギザギザ)が目立ってしまうので、この濃さが限界でした。
■麻布
SAIにもディフォルトでキャンバス地が入ってますが、よりリアルな麻布テクスチャです。
■布目
普通の布と言うよりは、着物の縮緬(ちりめん)のようなテクスチャです。
着物を描く際に使えるようなカンジ。
今回こちらで使用したテクスチャは、今は閉鎖してしまった素材サイト”師匠部屋”の師匠田マリ子さんによる素材です。
サイトは現在、全く別のカードローンサイトになってるのでURLは省略させて頂きたいと思います。
↓ダウンロードはこちら↓
【SAI用テクスチャ[コットン・ストライプ・麻布・布目]DL】
※Filestrageのサイトが開きます※
今回の記事も含め、SAIのwikiに追記していいのかどうか迷い中。
SAIwikiにあるものと系統が違うカンジがして、追記していいものやら。
以前にちょっとだけwikiを編集しましたが、ファイル説明の補足等をしたのみなのでそんなにいじってはいません。
一応ウチのブログに「sai 使い方」という検索でも来て貰ってるようなので、頃合いを見てこっそり更新してるかもしれません。
それと用紙やツールの元になるテクスチャを何点か作ってみたので、作り方を併記しつつ紹介します。
今回紹介したテクスチャはダウンロードも出来ます。
▼毛筆ツール
基本設定:筆
最小サイズ:0%
ブラシ濃度:100
丸筆:強さ50
テクスチャ:なし
混色:100
水分量:5
色延び:100
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:0
最小濃度:0
最大濃度筆圧:0%
筆圧 硬⇔軟0
※クリックで拡大
これは毛筆と言っていいのか、ただの絵の具筆なのか微妙ですが。
質感的には本物の筆というより「大神」の一閃グラフィックに似てるようなカンジです。
混色出来るようにしてありますが、黒一色(同一色)の場合あまり意味はありません。
濃淡を出してありますが「水分量」や「丸筆:強さ」の部分の数値を変化させると濃さも変わります。
※注意事項
本物の筆のように勢いよく描くと、止めた部分が変なカンジになります。
なので、ある程度ゆっくり線を引いた方が上手くいきます。
▼雲
基本設定:エアブラシ
最小サイズ:0%
ブラシ濃度:15
にじみ:強さ80
※この「にじみ」の強さは画像のサイズやその時々で変えてみて下さい。
テクスチャ:なし
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:0
最小濃度:100
最大濃度筆圧:0%
筆圧 硬⇔軟200
※クリックで拡大
アニメの背景くらいのクオリティの雲ですが、画像のサイズを大きくするか”にじみ”の数値を低くするともう少し細かく雲が描けます。
●このツールを使った雲の描き方
※この画像では分りやすいように境目の色をあまり混色していません。
1.雲は下の方などに影が出来ますので、その色を先に入れていきます。
(色は写真などを参考にすると、大抵背景の空の色を暗くした色が入っています)
2.その次に上方の明るい色を入れていきます。
雲は白い部分が多いので、上から覆うように描いていくといいです。
3.その2つだけだと色の差が出過ぎているので、中間色で混色していきます。
●発光させる
”真夏の雲”を表現する時に使えそうなもの。
・まずは上記のように雲を描いた後、その上に一枚レイヤーを作成します。
・そのレイヤーに明るい色を入れて、レイヤーの”合成モード”で『発光』か『明暗』にすると光が反射したような雲になります。
今回紹介するツールは以上の2点です。
ついでにテクスチャを自作する方法を紹介したいと思います。
多分他のサイトさんの方が詳しく出てると思いますが、テクスチャ配布ついでに簡単に書いてみました。
▼作成方法
元になる画像テクスチャをBMP(ビットマップ)画像で作って、ファイルに入れて .conf ファイルを書き換えて呼び出すだけです。
●ブラシテクスチャー設定
描くときのブラシの模様を変えられます。
まずSAIのファイルを開きます。
brushtex.conf をメモ帳で開きます。
そして、下記の赤文字をコピーして中にある画用紙やキャンバスのようにペーストします。
==========================
1,brushtex¥コットン.bmp
1,brushtex¥布目.bmp
1,brushtex¥ストライプ.bmp
1,brushtex¥麻布.bmp
==========================
画像は brushtex というファイルの中に、BMPファイルを入れます。
●レイヤーテクスチャ設定
papertex.conf をメモ帳で開きます。
そして、下記の赤文字をコピーして同じようにペーストします。
==========================
1,papertex¥コットン.bmp
1,papertex¥布目.bmp
1,papertex¥ストライプ.bmp
1,papertex¥麻布.bmp
==========================
画像は papertex というファイルの中に、BMPファイルを入れます。
★テクスチャ画像作成上の注意
サンプル
※この画像はGIF、実際のテクスチャはBMP画像です。
画像はHP素材の背景のように 上下左右が繋がる ようにして、色は モノクロ で作成して下さい。
BMP画像のサイズは必ず 512×512 の正方形にして下さい。
他でもこのサイズをよく間違える事が多いようで、掲示板等でよく質問が書き込まれてました。
▼テクスチャ紹介
試しに作ってみたテクスチャ4点
■コットン
別サイトやtwitterの自分のページの背景にも使用している”コットンミューズ紙”のテクスチャです。
■ストライプ
ストライプというコットン系の紙ですが、ちょっと他と比べて薄くなってしまいました。
これ以上濃くするとジャギー(境目のギザギザ)が目立ってしまうので、この濃さが限界でした。
■麻布
SAIにもディフォルトでキャンバス地が入ってますが、よりリアルな麻布テクスチャです。
■布目
普通の布と言うよりは、着物の縮緬(ちりめん)のようなテクスチャです。
着物を描く際に使えるようなカンジ。
今回こちらで使用したテクスチャは、今は閉鎖してしまった素材サイト”師匠部屋”の師匠田マリ子さんによる素材です。
サイトは現在、全く別のカードローンサイトになってるのでURLは省略させて頂きたいと思います。
【SAI用テクスチャ[コットン・ストライプ・麻布・布目]DL】
※Filestrageのサイトが開きます※
今回の記事も含め、SAIのwikiに追記していいのかどうか迷い中。
SAIwikiにあるものと系統が違うカンジがして、追記していいものやら。
以前にちょっとだけwikiを編集しましたが、ファイル説明の補足等をしたのみなのでそんなにいじってはいません。
一応ウチのブログに「sai 使い方」という検索でも来て貰ってるようなので、頃合いを見てこっそり更新してるかもしれません。
JUGEMテーマ:saiで描いてみました。
2012.10.05 Friday
【ペイントツールSAI描き方講座】水彩・製図ペン・各種鉛筆の設定
こちらにあったペンツールの設定を参考に、ツールの設定を色々いじってました。
SAI -wiki- 【お絵描き講座/カスタムブラシで描く(紹介編)】
この辺のツール設定をいじるだけで色々な質感の線が出来るみたいです。
まず、オリジナルのペンツールの作り方。
ツールのアイコンの所で右クリックすると、各種ツールの一覧が出てきます。
選択すると”筆”などのツールを選択したら、アイコンが追加されます。
そのアイコンをもう一度右クリックすると同じツリーが開くので、今度は”設定”をクリック。
そうすると、この設定画面になります。
ここではツールの名前を変更出来たり、手ブレ補正や筆圧をツールごとに設定出来たり、ショートカットキーを設定できます。
後は各ツールのテクスチャや混色や水分量などの設定を調整していきます。
その設定を紹介していきます。
注※広告として掲載してる画像のものは自分が使用してるものです。
これら実物をなんとなく参考にしてみたので、他で紹介されてるのとは違うかもしれません。
▼鉛筆
基本設定:鉛筆
最小サイズ:50%
ブラシ濃度:40
にじみ&ノイズ:強さ30
画用紙:強さ50
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:10
最小濃度:0
最大濃度筆圧:100%
筆圧 硬⇔軟100
黒で描いたのでちょっと暗めかもしれません。
後で線の色を変える場合はいいですが、より鉛筆っぽくしたいなら灰色ぐらいがいいかもしれません。
鉛筆 モノR (MONO-R) B ダース MONO-R B
▼色鉛筆(柔らかい鉛筆)
基本設定:鉛筆
最小サイズ:50%
ブラシ濃度:40
にじみ&ノイズ:強さ80
画用紙:強さ80
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:10
最小濃度:10
最大濃度筆圧:100%
筆圧 硬⇔軟100
鉛筆と変わらないような気がしますが、鉛筆よりは柔らか目です。
ツールの設定が”鉛筆”なので混色や水分量の調整は出来ません、なので実際の色鉛筆と同じように少しづつ線を重ねて混色していって下さい。
ステッドラー ノリスクラブ 消せる色鉛筆24色セット 144 50NC24
▼製図ペン(ミリペン)
基本設定:筆
最小サイズ:10%
ブラシ濃度:90
にじみ&ノイズ:強さ20
画用紙:強さ20
混色:50
水分量:5
色延び:80
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:0
最小濃度:50
最大濃度筆圧:100%
筆圧 硬⇔軟100
〔サンプル画像〕
※クリックで拡大
サクラクレパス ピグマ005 くろ ESDK005#49
▼パステル(ソフトパステル系)
パステル画風に描くには”画用紙”と”筆”を用意します。
SAI的に言うと「画用紙設定したレイヤー」と「パステル用に設定した筆ツール」を用意します。
用紙質感:水彩1 倍率:100% 強さ:20 画材効果:なし
基本設定:筆
最小サイズ:100%
ブラシ濃度:50
にじみ&ノイズ:強さ40
画用紙:強さ60
混色:60
水分量:0
色延び:10
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:80
最小濃度:0
最大濃度筆圧:100%
筆圧 硬⇔軟100
常にこの設定でなくても構いません。
描くポイントによってブラシの濃度やにじみの強さを変えて下さい。
パステル画といえば”ドガの踊り子”の太もものイメージが強かったので。
滑らかさ優先だったのでちょっと柔らか目ですが、もっとガサガサ感を出したいのであれば設定の”筆圧 硬⇔軟”の数値を下げて硬くしてみて下さい。
Faber-Castell GFソフトパステル 72本70色セット
▼水彩
先ほど紹介したパステルと同じように、レイヤーとペンツールを用意します。
・レイヤーの設定
用紙質感:水彩1
倍率 100% 強さ 20
画材効果:水彩境界
幅 3 強さ 100
にじみの周りに少し枠がついてるのが”水彩境界”の効果です。
・筆の設定
基本設定:筆
最小サイズ:100%
ブラシ濃度:100
にじみ&ノイズ:強さ60
画用紙:強さ50
混色:0
水分量:50
色延び:0
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:0
最小濃度:0
最大濃度筆圧:100%
筆圧 硬⇔軟100
描くときの注意点
レイヤーの「水彩境界」というのをオンにしていると、薄い色を塗った時に黒い境界線が出ます。
この場合、全体に色を塗ってから上に薄い色を塗っていくと綺麗になります。
それか淡い色になるレイヤーは水彩境界の設定をオフにした方が良さそうです。
あと、水彩画風になるのは設定したレイヤーのみなので滲ませたくないテクスチャ等は別レイヤーにした方がいいです。
〔サンプル画像〕いつもサンプルで描くミクさん、手袋わすれた。
※クリックで拡大
こちらはブログの容量の関係上、圧縮した画像となってます。
こちら無圧縮版
あんまり変わらん気がする…。
・テクニカル関連
混色
水彩用に作った筆のサイズを大きめにすると色が混ざるので、それで適当に混色。
↓水彩画とは関係ないですが
合成モード「乗算」
レイヤー側に”合成モード”という項目があります。
それで乗算を選択すると下の色の上に色を重ねる事が出来ます。
そこで影を”灰色寄りの紫色”で重ねると灰色だけよりは鮮やかな影になります。
合成モード「発光」
向こうから光が差しているように見えるこの効果ですが、レイヤーの合成モードの「発光」を使っています。
全てのレイヤーの一番上に置いて「発光」モードにしてから白等の淡い色で描いていきます。
これも同じく発光
ここで紹介した筆の設定で描いてから合成モードを発光にしました。
これで見ると”にじみ&ノイズ”の様子がよく分ると思います。
ホルベイン 透明水彩絵具 全色セット 108色
=====================================================
ここで紹介したペンツール等の数値は、ご自分のいいように調整して使ってもらって構いません。
新たな画材を開発するのもいいかもしれません。
SAI -wiki- 【お絵描き講座/カスタムブラシで描く(紹介編)】
この辺のツール設定をいじるだけで色々な質感の線が出来るみたいです。
まず、オリジナルのペンツールの作り方。
ツールのアイコンの所で右クリックすると、各種ツールの一覧が出てきます。
選択すると”筆”などのツールを選択したら、アイコンが追加されます。
そのアイコンをもう一度右クリックすると同じツリーが開くので、今度は”設定”をクリック。
そうすると、この設定画面になります。
ここではツールの名前を変更出来たり、手ブレ補正や筆圧をツールごとに設定出来たり、ショートカットキーを設定できます。
後は各ツールのテクスチャや混色や水分量などの設定を調整していきます。
その設定を紹介していきます。
注※広告として掲載してる画像のものは自分が使用してるものです。
これら実物をなんとなく参考にしてみたので、他で紹介されてるのとは違うかもしれません。
▼鉛筆
基本設定:鉛筆
最小サイズ:50%
ブラシ濃度:40
にじみ&ノイズ:強さ30
画用紙:強さ50
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:10
最小濃度:0
最大濃度筆圧:100%
筆圧 硬⇔軟100
黒で描いたのでちょっと暗めかもしれません。
後で線の色を変える場合はいいですが、より鉛筆っぽくしたいなら灰色ぐらいがいいかもしれません。
鉛筆 モノR (MONO-R) B ダース MONO-R B
▼色鉛筆(柔らかい鉛筆)
基本設定:鉛筆
最小サイズ:50%
ブラシ濃度:40
にじみ&ノイズ:強さ80
画用紙:強さ80
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:10
最小濃度:10
最大濃度筆圧:100%
筆圧 硬⇔軟100
鉛筆と変わらないような気がしますが、鉛筆よりは柔らか目です。
ツールの設定が”鉛筆”なので混色や水分量の調整は出来ません、なので実際の色鉛筆と同じように少しづつ線を重ねて混色していって下さい。
ステッドラー ノリスクラブ 消せる色鉛筆24色セット 144 50NC24
▼製図ペン(ミリペン)
基本設定:筆
最小サイズ:10%
ブラシ濃度:90
にじみ&ノイズ:強さ20
画用紙:強さ20
混色:50
水分量:5
色延び:80
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:0
最小濃度:50
最大濃度筆圧:100%
筆圧 硬⇔軟100
〔サンプル画像〕
※クリックで拡大
サクラクレパス ピグマ005 くろ ESDK005#49
▼パステル(ソフトパステル系)
パステル画風に描くには”画用紙”と”筆”を用意します。
SAI的に言うと「画用紙設定したレイヤー」と「パステル用に設定した筆ツール」を用意します。
用紙質感:水彩1 倍率:100% 強さ:20 画材効果:なし
基本設定:筆
最小サイズ:100%
ブラシ濃度:50
にじみ&ノイズ:強さ40
画用紙:強さ60
混色:60
水分量:0
色延び:10
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:80
最小濃度:0
最大濃度筆圧:100%
筆圧 硬⇔軟100
常にこの設定でなくても構いません。
描くポイントによってブラシの濃度やにじみの強さを変えて下さい。
パステル画といえば”ドガの踊り子”の太もものイメージが強かったので。
滑らかさ優先だったのでちょっと柔らか目ですが、もっとガサガサ感を出したいのであれば設定の”筆圧 硬⇔軟”の数値を下げて硬くしてみて下さい。
Faber-Castell GFソフトパステル 72本70色セット
▼水彩
先ほど紹介したパステルと同じように、レイヤーとペンツールを用意します。
・レイヤーの設定
用紙質感:水彩1
倍率 100% 強さ 20
画材効果:水彩境界
幅 3 強さ 100
にじみの周りに少し枠がついてるのが”水彩境界”の効果です。
・筆の設定
基本設定:筆
最小サイズ:100%
ブラシ濃度:100
にじみ&ノイズ:強さ60
画用紙:強さ50
混色:0
水分量:50
色延び:0
詳細設定
描画品質:ご自由に
輪郭の硬さ:0
最小濃度:0
最大濃度筆圧:100%
筆圧 硬⇔軟100
描くときの注意点
レイヤーの「水彩境界」というのをオンにしていると、薄い色を塗った時に黒い境界線が出ます。
この場合、全体に色を塗ってから上に薄い色を塗っていくと綺麗になります。
それか淡い色になるレイヤーは水彩境界の設定をオフにした方が良さそうです。
あと、水彩画風になるのは設定したレイヤーのみなので滲ませたくないテクスチャ等は別レイヤーにした方がいいです。
〔サンプル画像〕いつもサンプルで描くミクさん、手袋わすれた。
※クリックで拡大
こちらはブログの容量の関係上、圧縮した画像となってます。
こちら無圧縮版
あんまり変わらん気がする…。
・テクニカル関連
混色
水彩用に作った筆のサイズを大きめにすると色が混ざるので、それで適当に混色。
↓水彩画とは関係ないですが
合成モード「乗算」
レイヤー側に”合成モード”という項目があります。
それで乗算を選択すると下の色の上に色を重ねる事が出来ます。
そこで影を”灰色寄りの紫色”で重ねると灰色だけよりは鮮やかな影になります。
合成モード「発光」
向こうから光が差しているように見えるこの効果ですが、レイヤーの合成モードの「発光」を使っています。
全てのレイヤーの一番上に置いて「発光」モードにしてから白等の淡い色で描いていきます。
これも同じく発光
ここで紹介した筆の設定で描いてから合成モードを発光にしました。
これで見ると”にじみ&ノイズ”の様子がよく分ると思います。
ホルベイン 透明水彩絵具 全色セット 108色
=====================================================
ここで紹介したペンツール等の数値は、ご自分のいいように調整して使ってもらって構いません。
新たな画材を開発するのもいいかもしれません。
JUGEMテーマ:illustration
2012.09.27 Thursday
背景画像を実際の写真から作る
以前『写真を使った背景の描き方。』という記事でも同じようなネタを扱いましたが、それよりはバージョンアップさせてみようかと思います。
■その1:塗料
一番簡単な加工方法、他でもよく見ると思います。
元画像はこちら
写真サイトにて「森」などで検索したもの。
ぼかし(強)である程度画像をぼかします。
アーティスティック>塗料
※写真が大きい場合何度か繰り返してもOK
最後に、画面に合うように”明るさ・コントラスト”を調整する。
基本”塗料”だけなので加工しやすいです。
ウチのサイトに置いてある 『ナイアガラの滝 Niagara Falls 09.2010』も同じ方法を使っています。
この場合、写真が若干ブレていたので加工しました。
■その2:荒いパステル画
こんな絵本のような背景画像を作成してみます。
一部拡大
こんなカンジでコットン紙に描いたような質感になります。
でもテクスチャは麻布。
元の写真 ※サイズは1920×1200でした
ドイツのどこかの写真らしいです。
どこから持ってきたか失念…でもドイツフォルダーにあったので。
フィルター>アーティスティック>荒いパステル画
テクスチャ:麻布
拡大・縮小 100%
レリーフ 10
(照明の)照射方向 下へ
※この元画像が800x500なのでこれで出来ましたが、画像サイズによってはこの数値を変更してみて下さい。
これでパステル画のような画像が出来ました。
でもこれだけではまだ写真っぽさが抜けないので、もうちょっと加工します。
画面の荒さを消すために”フィルタ>ぼかし(強)”で馴染ませていきます。
ぼかしの回数は画像サイズによって色々、荒さが馴染むように調整して下さい。
ある程度なじんだら、今度は”フィルタ>ピクセレート>面を刻む”でフォトショで手描きしたようなテクスチャにします。
これでテクスチャは完成です。
あとは場面に合うように明るさを調整します。
今回は”絵本っぽく”なので明るくしていきます。
後は色々と描き込んだりすれば絵と馴染んだ背景になると思います。
これは「オーバーレイ」や「乗算」のレイヤーを使って夜っぽい明かりにしています。
■その3:枠線を描く
枠線を描いて、手描きっぽくする方法。
元画像
photl.com
今まで使用した”塗料”と”面を刻む”フィルタを使います。
まず”塗料”で塗り絵っぽくしていきます。
次に”面を刻む”で絵の色を均一にしていきます。
後は”明るさ・コントラスト”で色を調整していきます。
フォトショでの作業はここまで、枠線はSAIで描いていきます。
ソファーは色が入っているので、外側の方を選択してから”選択範囲を反転”でソファーを範囲選択。
そこにレイヤーを作って色を入れていきます。
SAIは選択範囲の拡大縮小は”1ピクセル膨張”しか出来ません。
なので、色を入れた外側を選択して”膨張”で適正サイズにしていって内側に色を入れる。
その後にそのレイヤーを乗算に変えます。
内側の線は”ペンツール”等で描いていって、線を調整します。
これで終わりっぽいですが、これだと線が一定の太さなので別レイヤーで線を描きます。
と言っても線のみを範囲選択して、それを塗っていくだけです。
線を範囲選択→選択範囲を反転→選択範囲を1ピクセル膨張
適当な細さになったら選択を反転して元に戻す。
レイヤーを用意してエアブラシ等で色を入れていきます。
そうするとGペンで描いたような線っぽくなります。
背景と言うか家具ですが、同じような方法で背景も描けます。
以前はフォトショップにある”輪郭を検出”を使っていましたが
線が1ピクセルではどうも手描きっぽく見えなかったので結局手描きにしてみました。
=====================================================
写真素材使用上のご注意
写真を使う際には『著作権』に注意して下さい。
〔例〕
フォトライブラリー掲載 撮影:Scirocco
このように真ん中に著作権表示がある場合、それを消去しての使用は基本的にNGです。
表示も無く無料で提供されている写真については個人商業共に利用可能で、写真内に著作表示をしなくてもいいものもあります。
詳しくは著作権保持者、及び写真を提供しているサイトの規約をご確認下さい。
▼写真素材サイト
日本のサイト、無料でダウンロード出来る素材もありますが1アカウント一日3枚(以前は8枚)までのダウンロード制限があります。
フリー(無料)素材は申請手続きなく、利用用途選択のみで商用利用出来ます。
海外のサイトですが日本語にも対応しています。
一日10MBまでダウンロード可能。
”商用利用の場合ダウンロード後に0,15-2ドル必要”とありますが、海外に同人誌という想定が無いので明記されてませんが会社登録をしていない個人の非営利出版に関しては日本と同じ。
詳しくはphotlの【Legal information(法的な案内)】にあります。
yahoo!系列のサイト、英語表記ですがモバイルでも利用出来るので日本人の方でも登録している人は結構います。
ダウンロード時に”Creative Commons Licenceに同意”すれば利用出来ます。
=====================================================
昔の個人サイトに「素材使用の場合お礼は改行無しの3行以上でお願いします」なんて表記があったのが懐かしい。
今は写真素材を扱っているサイトも増えたので”個人と交渉して使用許可を取る”という事をしなくて良くなりました。
しかしながら最近は「パク・ラレ」という絵の背景に使われた画像を検索して追及する、といった揚げ足取り行為を結構見かけます。
”TinEye 逆画像検索”という、指定した画像と似ている画像を、ウェブ上から探し出してくれるサイトがあるので検索しやすくなったんだと思います。
それもあってか、pixivの”フリー素材10000users入り”でもわざわざ『商業利用可能』と表記されるようになりました。
有料素材の場合、同人誌でも利用料を払わなくてはいけません。
無料素材の場合、何百万部も発行する出版社や番組を作っているテレビ局等でもない限り、個人で同人誌などを出版する際は商用申請はしなくても大丈夫です。
著作権というものが法律用語なので分りにくいのかもしれません。
togetterでも度々この問題が出てくるようです
『イラストの改ざんと無断転載をやめてほしいんです><』
多分、多くの場合著作権の”権利が生じないもの”を曲解してるんじゃないかと思われます。
(商業誌に掲載されていない作品は著作物ではないという考え方)
個人のブログ記事、およびWebに掲載されている写真であっても著作権はあります。
プロバイダ責任制限法関連情報Webサイトにある 著作権関連 ガイドラインの目的・位置付け等 に詳しい説明があります。
ここまでしなくても記事をそのまま無許可で別サイトに再掲載された場合、その記事を書いた人に連絡をするか、そのブログサービスやプロバイダに通報すればいいだけです。
安全なのは無料素材の範囲内で使用する事。
トラブルになりたくなければ105円か2$程度なので有料素材を購入してしまうのが一番かもしれません。
その1:塗料 | その2:荒いパステル画 | その3:枠線を描く |
■その1:塗料
一番簡単な加工方法、他でもよく見ると思います。
元画像はこちら
写真サイトにて「森」などで検索したもの。
ぼかし(強)である程度画像をぼかします。
アーティスティック>塗料
※写真が大きい場合何度か繰り返してもOK
最後に、画面に合うように”明るさ・コントラスト”を調整する。
基本”塗料”だけなので加工しやすいです。
ウチのサイトに置いてある 『ナイアガラの滝 Niagara Falls 09.2010』も同じ方法を使っています。
この場合、写真が若干ブレていたので加工しました。
■その2:荒いパステル画
こんな絵本のような背景画像を作成してみます。
一部拡大
こんなカンジでコットン紙に描いたような質感になります。
でもテクスチャは麻布。
元の写真 ※サイズは1920×1200でした
ドイツのどこかの写真らしいです。
どこから持ってきたか失念…でもドイツフォルダーにあったので。
フィルター>アーティスティック>荒いパステル画
テクスチャ:麻布
拡大・縮小 100%
レリーフ 10
(照明の)照射方向 下へ
※この元画像が800x500なのでこれで出来ましたが、画像サイズによってはこの数値を変更してみて下さい。
これでパステル画のような画像が出来ました。
でもこれだけではまだ写真っぽさが抜けないので、もうちょっと加工します。
画面の荒さを消すために”フィルタ>ぼかし(強)”で馴染ませていきます。
ぼかしの回数は画像サイズによって色々、荒さが馴染むように調整して下さい。
ある程度なじんだら、今度は”フィルタ>ピクセレート>面を刻む”でフォトショで手描きしたようなテクスチャにします。
これでテクスチャは完成です。
あとは場面に合うように明るさを調整します。
今回は”絵本っぽく”なので明るくしていきます。
後は色々と描き込んだりすれば絵と馴染んだ背景になると思います。
これは「オーバーレイ」や「乗算」のレイヤーを使って夜っぽい明かりにしています。
■その3:枠線を描く
枠線を描いて、手描きっぽくする方法。
元画像
photl.com
今まで使用した”塗料”と”面を刻む”フィルタを使います。
まず”塗料”で塗り絵っぽくしていきます。
次に”面を刻む”で絵の色を均一にしていきます。
後は”明るさ・コントラスト”で色を調整していきます。
フォトショでの作業はここまで、枠線はSAIで描いていきます。
ソファーは色が入っているので、外側の方を選択してから”選択範囲を反転”でソファーを範囲選択。
そこにレイヤーを作って色を入れていきます。
SAIは選択範囲の拡大縮小は”1ピクセル膨張”しか出来ません。
なので、色を入れた外側を選択して”膨張”で適正サイズにしていって内側に色を入れる。
その後にそのレイヤーを乗算に変えます。
内側の線は”ペンツール”等で描いていって、線を調整します。
これで終わりっぽいですが、これだと線が一定の太さなので別レイヤーで線を描きます。
と言っても線のみを範囲選択して、それを塗っていくだけです。
線を範囲選択→選択範囲を反転→選択範囲を1ピクセル膨張
適当な細さになったら選択を反転して元に戻す。
レイヤーを用意してエアブラシ等で色を入れていきます。
そうするとGペンで描いたような線っぽくなります。
背景と言うか家具ですが、同じような方法で背景も描けます。
以前はフォトショップにある”輪郭を検出”を使っていましたが
線が1ピクセルではどうも手描きっぽく見えなかったので結局手描きにしてみました。
=====================================================
写真素材使用上のご注意
写真を使う際には『著作権』に注意して下さい。
〔例〕
フォトライブラリー掲載 撮影:Scirocco
このように真ん中に著作権表示がある場合、それを消去しての使用は基本的にNGです。
表示も無く無料で提供されている写真については個人商業共に利用可能で、写真内に著作表示をしなくてもいいものもあります。
詳しくは著作権保持者、及び写真を提供しているサイトの規約をご確認下さい。
▼写真素材サイト
日本のサイト、無料でダウンロード出来る素材もありますが1アカウント一日3枚(以前は8枚)までのダウンロード制限があります。
フリー(無料)素材は申請手続きなく、利用用途選択のみで商用利用出来ます。
海外のサイトですが日本語にも対応しています。
一日10MBまでダウンロード可能。
”商用利用の場合ダウンロード後に0,15-2ドル必要”とありますが、海外に同人誌という想定が無いので明記されてませんが会社登録をしていない個人の非営利出版に関しては日本と同じ。
詳しくはphotlの【Legal information(法的な案内)】にあります。
yahoo!系列のサイト、英語表記ですがモバイルでも利用出来るので日本人の方でも登録している人は結構います。
ダウンロード時に”Creative Commons Licenceに同意”すれば利用出来ます。
=====================================================
昔の個人サイトに「素材使用の場合お礼は改行無しの3行以上でお願いします」なんて表記があったのが懐かしい。
今は写真素材を扱っているサイトも増えたので”個人と交渉して使用許可を取る”という事をしなくて良くなりました。
しかしながら最近は「パク・ラレ」という絵の背景に使われた画像を検索して追及する、といった揚げ足取り行為を結構見かけます。
”TinEye 逆画像検索”という、指定した画像と似ている画像を、ウェブ上から探し出してくれるサイトがあるので検索しやすくなったんだと思います。
それもあってか、pixivの”フリー素材10000users入り”でもわざわざ『商業利用可能』と表記されるようになりました。
有料素材の場合、同人誌でも利用料を払わなくてはいけません。
無料素材の場合、何百万部も発行する出版社や番組を作っているテレビ局等でもない限り、個人で同人誌などを出版する際は商用申請はしなくても大丈夫です。
著作権というものが法律用語なので分りにくいのかもしれません。
togetterでも度々この問題が出てくるようです
『イラストの改ざんと無断転載をやめてほしいんです><』
多分、多くの場合著作権の”権利が生じないもの”を曲解してるんじゃないかと思われます。
(商業誌に掲載されていない作品は著作物ではないという考え方)
個人のブログ記事、およびWebに掲載されている写真であっても著作権はあります。
プロバイダ責任制限法関連情報Webサイトにある 著作権関連 ガイドラインの目的・位置付け等 に詳しい説明があります。
ここまでしなくても記事をそのまま無許可で別サイトに再掲載された場合、その記事を書いた人に連絡をするか、そのブログサービスやプロバイダに通報すればいいだけです。
安全なのは無料素材の範囲内で使用する事。
トラブルになりたくなければ105円か2$程度なので有料素材を購入してしまうのが一番かもしれません。
JUGEMテーマ:illustration
2012.09.24 Monday
ペイントソフトSAIの大まかな使い方(設定とか紹介)
JUGEMテーマにSAIがあったのにも驚きですが
最近”描いてみた”配信を見るのですがそこでほとんど全ての人が使っていた”SAI”と言うペイントツールをダウンロードしてみました。
■関連記事
「【ペイントツールSAI描き方講座】水彩・製図ペン・各種鉛筆の設定」 2012/10/05更新
「【ペイントツールSAI描き方講座】毛筆・雲ツール紹介とテクスチャ作成」 2012/12/27更新
カテゴリ:イラスト How to
【ペイントツールSAI ダウンロードページ】
上の画像のバーにもあるように、このSAIには”試用期間”というものがあって、ダウンロードから”31日間”無料で使う事が出来ます。
・全く最初なら” ペイントツールSAI のダウンロード (フルセット)”
・何かエラーやうっかりファイルを消してしまった場合は(上書き更新用)
試用期間中はほとんど製品版と同じように使えるそうですが、31日を超えるとファイルが保存出来なくなります。
かなり昔に聞いた話ですが
このソフトはデータ入稿が出始めの頃に最初コミケで大手サークルさん達に無償提供されたそうですが、その人達の話で「このソフトのデータが印刷所では非対応だったんで入稿出来なかったし、保存も出来なかった!」と聞いていたのでなんとなく選択肢から外していました。
今思うと”.SAI”という形式でデータ作ってたのかもしれない…。
保存の辺りは試用期間の関係か、初期のテストプレイヤーなら色々あったのかもしれません。
保存出来るのは ”.SAI .JPG .PNG .BMP .PSD .TGA”の6つの形式です。
聞きなれない”.TGA”というのはアニメーションの制作現場などで使われるファイルです。
TGA (Truevision Graphics Adapter)名称はターガだったりタルガだったり。
端のくっきりしたカラー画像が描けます。
※クリックで大きい画像(黒く表示されてるのは透明部分です)
SAIは動画も作成出来るようです、描画は”2値ペン”か”ペン入れレイヤー”で描きます。
SAI wiki 【 SAIでアニメを作る!講座 】
※ここでは通常ペンで描いているようですが、プロの現場では線を2値化させています。
画面で縮小されてるから分りづらいかもしれませんが。
▼印刷できる原稿にするには
SAIでも印刷会社に持ち込めるような原稿を作る事は可能です。
上記の先輩の話ではデータ作れない云々という話になってましたが
”.psd”に変換した原稿データをPhotoShopで開いて.eps”に変換します。
原稿は線をはっきり出したかったり細かいドットを貼り込む場合は”2階調”
この場合ペン用の「ペン入りレイヤー」で描きます。
SAIはペンツールが使いやすくなってると思います。
「Ctrl」押した状態
線を引いた後に「Ctrl」キーで線の一部の位置が変えられます。
「Shift」キーでその一本の線全体の位置が変えられます。
よくペンの先部分が曲がったりする事があるのですが、それがこれで修正出来ます。
でも線を消す修正液ツールを使うとなぜか先が丸くなります。
仕様ですがちょっと使いにくい。
細かく修正したい場合は白ペンで書いた方がいいかもしれません。
原稿作りに関して詳しい事は前記の記事【データ入稿用の原稿の作り方】参照
”.psd”でも入稿は可能ですが必ず”レイヤー>画像を統合”をして下さい。
しかし残念ながら”モノクロ2階調”推奨解像度の”1200dpi”で作業出来るのはハガキサイズまででした。
でも気になったのは [搭載メモリ量[2047MB]を元に算出] という項目。
自分のPCのメモリは[4096MB]なのでスペックは足りてる筈なんですけどね。
そこで調べてみたら以下の記事を見つけました。
静かな秋 -ひつじ日記-
【saiの搭載メモリ量を増やす方法 XP.ver】
こちらに記載されているのはwinXPでの方法のみですが、同スペックだったので試してみた所ちゃんと適用されてました。
4GBなので” /4GB”でも出来そうですが、なぜか3GBしか適応されず。
ちゃんと2G+2Gの4GBなのに、作業領域なんだろうか…。
追記※自分が使ってるOSがXPなのでメモリは3GBまでしか認識しないようです。
最新型ならそれ以上になります。
しかしSAIでの最大キャンバスサイズは”10000×10000”
どんなにメモリを増設した所でこのサイズが最大なので2階調は”A5 1200dpi”が限界のようです。
対応策としては、フォトショでまず描いてからコマごとに切り出してSAIで描く。
という方法しか思いつきません。
ここは大人しくSAIではカラー原稿かグレースケールで描くしか無いのかもしれない。
▼設定
・ショートカット
”その他>ショートカットキー設定”
ショートカットキーを設定する事で、いちいちペンタブをアイコンの位置に持って行ってクリックするという手間を省けます。
以下は自分の設定です (今まで使っていたPhotoShopに一部準じます)
・ショートカットキー登録
E 消しゴムツール
I 表示してある色を選択(フォトショで言うピッカー)
H 手ツール
K 流し込み
X 描画色・背景色入れ替え
C エアブラシツール
V マーカーツール
B 鉛筆ツール
N クレヨンツール
M ぼかしツール
< 画像を反時計回り
> 画像を時計回り
・用紙設定
SAIフォルダ内にある”presetcvsize.conf”をメモ帳で開くと設定を変更出来ます。
↓このままコピペで使えます。
100, 148, 350, 3, 0, "官製はがき - 350dpi"
100, 148, 600, 3, 0, "官製はがき - 600dpi"
100, 148, 1200, 3, 0, "官製はがき - 1200dpi"
-
148, 210, 350, 3, 0, "A5 - 350dpi(JIS)"
148, 210, 600, 3, 0, "A5 - 600dpi(JIS)"
148, 210, 1200, 3, 0, "A5 - 1200dpi(JIS)"
-
182, 257, 350, 3, 0, "B5 - 350dpi (JIS)"
182, 257, 600, 3, 0, "B5 - 600dpi (JIS)"
-
210, 297, 350, 3, 0, "A4 - 350dpi (JIS)"
210, 297, 600, 3, 0, "A4 - 600dpi (JIS)"
-
257, 364, 350, 3, 0, "B4 - 350dpi (JIS)"
257, 364, 600, 3, 0, "B4 - 600dpi (JIS)"
-
297, 420, 350, 3, 0, "A3 - 350dpi (JIS)"
297, 420, 600, 3, 0, "A3 - 600dpi (JIS)"
-
364, 514, 350, 3, 0, "B3 - 350dpi (JIS)"
-
420, 594, 350, 3, 0, "A2 - 350dpi (JIS)"
-
128, 128, 72, 0, 0, " 128 x 128"
256, 256, 72, 0, 0, " 256 x 256"
512, 512, 72, 0, 0, " 512 x 512"
1024, 1024, 72, 0, 0, " 1024 x 1024"
10000, 10000, 72, 0, 0, "10000 x 10000"
-
320, 240, 72, 0, 0, "ケータイ 320 x 240 (QVGA)"
640, 480, 72, 0, 0, "ケータイ 640 x 480 (VGA)"
800, 600, 72, 0, 0, "ケータイ 800 x 600 (SVGA)"
1024, 768, 72, 0, 0, "壁紙1024 x 768 (XGA)"
1280, 1024, 72, 0, 0, "壁紙1280 x 1024 (SXGA)"
1400, 1050, 72, 0, 0, "壁紙1400 x 1050 (SXGA+)"
1600, 1200, 72, 0, 0, "壁紙1600 x 1200 (UXGA)"
▼ペイントサンプル
※クリックで大きい画像
筆の調子を表示させているため、かなり大きい画像です。
描画サンプル
SAIは画材が色々あるので、様々な画材ツールを試して自分に合うものを見つけてみるのも一興。
自分は今はマーカーを使ってます。
普通だとエアブラシのペン角が四角いやつがクセが無くていいと思います。
▼手ぶれ補正
これがSAI最大の特徴だと思います。
PhotoShopは基本写真修正ソフトなのでペン入れにあまり対応してないようで。
ペンタブを使って線を引くとどうしても線が揺れてしまって、原稿用紙に手描きで引くような滑らかな線は描けなかったので、線画だけは手描きという場合がありました。
SAIはそのブレを修正する項目があります。
手ぶれ補正の比較
フォトショの方の線がひどいですが…。
同じペンタブ(WACOM CTE-430)を使用しています。
手ぶれ補正には 1〜15、S-1〜S-7 までの数値があります。
数字が大きい程補正の度合いも大きいそうです、なのでウチでは15にしてます。
正直15とS-7の違いは判りません。
▼購入
すでにデータはダウンロードしているので、マイクラのようにライセンスを購入します。
といっても常にネットに繋ぐ必要は無し。
”ライセンス証明”というファイルをダウンロードしてフォルダに入れるだけです。
購入には
・メールで申請してサイトでクレジットカード決済をする
・BitCashという電子マネーを購入して支払う
という2パターンがあるようです。
個人的にはPaypalも使えないかな…と。
まずSAI公式サイトの
¥ ペイントツールSAI ユーザーライセンスの購入¥
をクリックして利用規約に同意します。
”購入するライセンス数/メールアドレス/名前/住所” を記入して
・クレジットカード ・BitCash のどちらかを選びます。
(サイトにはFamiポートという記載がありますが[FamiポートからBitCashへ入金する]という事のようです)
全国のファミリーマートの検索はこちらから 【全国ファミリーマート店舗検索】
Famiポート以外からの入金も可能。
詳しくはBitCash公式[ウェブマネーを買う]へ。
・クレジットカード
これを選択すると、SAIの会社(SYSTEMAX)のサイトから入金画面に行くようです。
こっちで購入してないので、詳細はよく分りません。
・BitCash
BitCash(ビットキャッシュ)というのはコンビニ等でチケットを購入してネットで使用する使い切りのウェブマネーです。
【BitCash 使い方】
今回購入するのは全年齢対象バージョン[ST]の方。
Famiポートなど、コンビニに置いてあるポートで所定の操作をして購入します。
定額(1000円や5000円など)ではなく”1円単位”の方を選択して、SAIの代金¥5250を入力。
レシートが出て来たらそれをレジに持って行ってそこで¥5250を支払います。
渡された用紙に16文字のひらがなが記載されていると思います。
〔例〕”あいうえ-おかきく-けこさし-すせそた”
購入時には”-”を抜いたひらがなだけを入力します。
購入が済んだら”ライセンス証明書”というデータがダウンロード出来るようになるので
ユーザーライセンス番号・パスワード・システムID
を”ライセンス証明書ダウンロード”のページの説明通りに入力してダウンロードします。
SAIが置いてあるフォルダ内にダウンロードした証明書を入れれば完了です。
SAIでの絵の描き方のほうの記事を書こうかと思ったのですが、思いのほかテクニカル関連でまとめてしまった。
描き方のほうはまた次回。
自分も勉強中だったり、ついでにSAIのWikiの一部をちょこまか編集してたりします。
最近”描いてみた”配信を見るのですがそこでほとんど全ての人が使っていた”SAI”と言うペイントツールをダウンロードしてみました。
■関連記事
「【ペイントツールSAI描き方講座】水彩・製図ペン・各種鉛筆の設定」 2012/10/05更新
「【ペイントツールSAI描き方講座】毛筆・雲ツール紹介とテクスチャ作成」 2012/12/27更新
カテゴリ:イラスト How to
【ペイントツールSAI ダウンロードページ】
上の画像のバーにもあるように、このSAIには”試用期間”というものがあって、ダウンロードから”31日間”無料で使う事が出来ます。
・全く最初なら” ペイントツールSAI のダウンロード (フルセット)”
・何かエラーやうっかりファイルを消してしまった場合は(上書き更新用)
試用期間中はほとんど製品版と同じように使えるそうですが、31日を超えるとファイルが保存出来なくなります。
かなり昔に聞いた話ですが
このソフトはデータ入稿が出始めの頃に最初コミケで大手サークルさん達に無償提供されたそうですが、その人達の話で「このソフトのデータが印刷所では非対応だったんで入稿出来なかったし、保存も出来なかった!」と聞いていたのでなんとなく選択肢から外していました。
今思うと”.SAI”という形式でデータ作ってたのかもしれない…。
保存の辺りは試用期間の関係か、初期のテストプレイヤーなら色々あったのかもしれません。
保存出来るのは ”.SAI .JPG .PNG .BMP .PSD .TGA”の6つの形式です。
聞きなれない”.TGA”というのはアニメーションの制作現場などで使われるファイルです。
TGA (Truevision Graphics Adapter)名称はターガだったりタルガだったり。
端のくっきりしたカラー画像が描けます。
※クリックで大きい画像(黒く表示されてるのは透明部分です)
SAIは動画も作成出来るようです、描画は”2値ペン”か”ペン入れレイヤー”で描きます。
SAI wiki 【 SAIでアニメを作る!講座 】
※ここでは通常ペンで描いているようですが、プロの現場では線を2値化させています。
画面で縮小されてるから分りづらいかもしれませんが。
▼印刷できる原稿にするには
SAIでも印刷会社に持ち込めるような原稿を作る事は可能です。
上記の先輩の話ではデータ作れない云々という話になってましたが
”.psd”に変換した原稿データをPhotoShopで開いて.eps”に変換します。
原稿は線をはっきり出したかったり細かいドットを貼り込む場合は”2階調”
この場合ペン用の「ペン入りレイヤー」で描きます。
SAIはペンツールが使いやすくなってると思います。
「Ctrl」押した状態
線を引いた後に「Ctrl」キーで線の一部の位置が変えられます。
「Shift」キーでその一本の線全体の位置が変えられます。
よくペンの先部分が曲がったりする事があるのですが、それがこれで修正出来ます。
でも線を消す修正液ツールを使うとなぜか先が丸くなります。
仕様ですがちょっと使いにくい。
細かく修正したい場合は白ペンで書いた方がいいかもしれません。
原稿作りに関して詳しい事は前記の記事【データ入稿用の原稿の作り方】参照
”.psd”でも入稿は可能ですが必ず”レイヤー>画像を統合”をして下さい。
しかし残念ながら”モノクロ2階調”推奨解像度の”1200dpi”で作業出来るのはハガキサイズまででした。
でも気になったのは [搭載メモリ量[2047MB]を元に算出] という項目。
自分のPCのメモリは[4096MB]なのでスペックは足りてる筈なんですけどね。
そこで調べてみたら以下の記事を見つけました。
静かな秋 -ひつじ日記-
【saiの搭載メモリ量を増やす方法 XP.ver】
こちらに記載されているのはwinXPでの方法のみですが、同スペックだったので試してみた所ちゃんと適用されてました。
4GBなので” /4GB”でも出来そうですが、なぜか3GBしか適応されず。
ちゃんと2G+2Gの4GBなのに、作業領域なんだろうか…。
追記※自分が使ってるOSがXPなのでメモリは3GBまでしか認識しないようです。
最新型ならそれ以上になります。
しかしSAIでの最大キャンバスサイズは”10000×10000”
どんなにメモリを増設した所でこのサイズが最大なので2階調は”A5 1200dpi”が限界のようです。
対応策としては、フォトショでまず描いてからコマごとに切り出してSAIで描く。
という方法しか思いつきません。
ここは大人しくSAIではカラー原稿かグレースケールで描くしか無いのかもしれない。
▼設定
・ショートカット
”その他>ショートカットキー設定”
ショートカットキーを設定する事で、いちいちペンタブをアイコンの位置に持って行ってクリックするという手間を省けます。
以下は自分の設定です (今まで使っていたPhotoShopに一部準じます)
・ショートカットキー登録
E 消しゴムツール
I 表示してある色を選択(フォトショで言うピッカー)
H 手ツール
K 流し込み
X 描画色・背景色入れ替え
C エアブラシツール
V マーカーツール
B 鉛筆ツール
N クレヨンツール
M ぼかしツール
< 画像を反時計回り
> 画像を時計回り
・用紙設定
SAIフォルダ内にある”presetcvsize.conf”をメモ帳で開くと設定を変更出来ます。
↓このままコピペで使えます。
100, 148, 350, 3, 0, "官製はがき - 350dpi"
100, 148, 600, 3, 0, "官製はがき - 600dpi"
100, 148, 1200, 3, 0, "官製はがき - 1200dpi"
-
148, 210, 350, 3, 0, "A5 - 350dpi(JIS)"
148, 210, 600, 3, 0, "A5 - 600dpi(JIS)"
148, 210, 1200, 3, 0, "A5 - 1200dpi(JIS)"
-
182, 257, 350, 3, 0, "B5 - 350dpi (JIS)"
182, 257, 600, 3, 0, "B5 - 600dpi (JIS)"
-
210, 297, 350, 3, 0, "A4 - 350dpi (JIS)"
210, 297, 600, 3, 0, "A4 - 600dpi (JIS)"
-
257, 364, 350, 3, 0, "B4 - 350dpi (JIS)"
257, 364, 600, 3, 0, "B4 - 600dpi (JIS)"
-
297, 420, 350, 3, 0, "A3 - 350dpi (JIS)"
297, 420, 600, 3, 0, "A3 - 600dpi (JIS)"
-
364, 514, 350, 3, 0, "B3 - 350dpi (JIS)"
-
420, 594, 350, 3, 0, "A2 - 350dpi (JIS)"
-
128, 128, 72, 0, 0, " 128 x 128"
256, 256, 72, 0, 0, " 256 x 256"
512, 512, 72, 0, 0, " 512 x 512"
1024, 1024, 72, 0, 0, " 1024 x 1024"
10000, 10000, 72, 0, 0, "10000 x 10000"
-
320, 240, 72, 0, 0, "ケータイ 320 x 240 (QVGA)"
640, 480, 72, 0, 0, "ケータイ 640 x 480 (VGA)"
800, 600, 72, 0, 0, "ケータイ 800 x 600 (SVGA)"
1024, 768, 72, 0, 0, "壁紙1024 x 768 (XGA)"
1280, 1024, 72, 0, 0, "壁紙1280 x 1024 (SXGA)"
1400, 1050, 72, 0, 0, "壁紙1400 x 1050 (SXGA+)"
1600, 1200, 72, 0, 0, "壁紙1600 x 1200 (UXGA)"
▼ペイントサンプル
※クリックで大きい画像
筆の調子を表示させているため、かなり大きい画像です。
描画サンプル
SAIは画材が色々あるので、様々な画材ツールを試して自分に合うものを見つけてみるのも一興。
自分は今はマーカーを使ってます。
普通だとエアブラシのペン角が四角いやつがクセが無くていいと思います。
▼手ぶれ補正
これがSAI最大の特徴だと思います。
PhotoShopは基本写真修正ソフトなのでペン入れにあまり対応してないようで。
ペンタブを使って線を引くとどうしても線が揺れてしまって、原稿用紙に手描きで引くような滑らかな線は描けなかったので、線画だけは手描きという場合がありました。
SAIはそのブレを修正する項目があります。
手ぶれ補正の比較
フォトショの方の線がひどいですが…。
同じペンタブ(WACOM CTE-430)を使用しています。
手ぶれ補正には 1〜15、S-1〜S-7 までの数値があります。
数字が大きい程補正の度合いも大きいそうです、なのでウチでは15にしてます。
正直15とS-7の違いは判りません。
▼購入
すでにデータはダウンロードしているので、マイクラのようにライセンスを購入します。
といっても常にネットに繋ぐ必要は無し。
”ライセンス証明”というファイルをダウンロードしてフォルダに入れるだけです。
購入には
・メールで申請してサイトでクレジットカード決済をする
・BitCashという電子マネーを購入して支払う
という2パターンがあるようです。
個人的にはPaypalも使えないかな…と。
まずSAI公式サイトの
¥ ペイントツールSAI ユーザーライセンスの購入¥
をクリックして利用規約に同意します。
”購入するライセンス数/メールアドレス/名前/住所” を記入して
・クレジットカード ・BitCash のどちらかを選びます。
(サイトにはFamiポートという記載がありますが[FamiポートからBitCashへ入金する]という事のようです)
全国のファミリーマートの検索はこちらから 【全国ファミリーマート店舗検索】
Famiポート以外からの入金も可能。
詳しくはBitCash公式[ウェブマネーを買う]へ。
・クレジットカード
これを選択すると、SAIの会社(SYSTEMAX)のサイトから入金画面に行くようです。
こっちで購入してないので、詳細はよく分りません。
・BitCash
BitCash(ビットキャッシュ)というのはコンビニ等でチケットを購入してネットで使用する使い切りのウェブマネーです。
【BitCash 使い方】
今回購入するのは全年齢対象バージョン[ST]の方。
Famiポートなど、コンビニに置いてあるポートで所定の操作をして購入します。
定額(1000円や5000円など)ではなく”1円単位”の方を選択して、SAIの代金¥5250を入力。
レシートが出て来たらそれをレジに持って行ってそこで¥5250を支払います。
渡された用紙に16文字のひらがなが記載されていると思います。
〔例〕”あいうえ-おかきく-けこさし-すせそた”
購入時には”-”を抜いたひらがなだけを入力します。
購入が済んだら”ライセンス証明書”というデータがダウンロード出来るようになるので
ユーザーライセンス番号・パスワード・システムID
を”ライセンス証明書ダウンロード”のページの説明通りに入力してダウンロードします。
SAIが置いてあるフォルダ内にダウンロードした証明書を入れれば完了です。
SAIでの絵の描き方のほうの記事を書こうかと思ったのですが、思いのほかテクニカル関連でまとめてしまった。
描き方のほうはまた次回。
自分も勉強中だったり、ついでにSAIのWikiの一部をちょこまか編集してたりします。
JUGEMテーマ:saiで描いてみました。
2012.09.14 Friday
漫画の枠線の描き方[PhotoShop編]
ComicStudioで簡単に枠線やセリフ枠を描くプラグインはありますが
今回はPhotoShopでの描き方を解説したいと思います。
解説したサイト見つからなかったのと、あっても説明不足だったっぽかったので自分で補完の意味も込めて。
枠線を引くだけはどこでも解説されていると思いますが、要は”漫画”なので枠の中には絵が入ります。
線を引いただけの枠線だと、このように絵がはみ出します。
この、枠からはみ出した絵を消せる枠線の描き方の説明を書いていこうかと思います。
使用したバージョン:PhotoShop 5.0 J
▼準備
原稿用紙データを用意したら、そこにラインツールで線を引いていきます。
今回のラインは 枠線20pix すきま40pix なので、(20x2)+40=80pix でやろうと思います。
この値は好きに変えてOK
絵を描きながら、適当に線を入れていきます。
この絵や背景画像は内枠やトンボを見ながら調節していきます。
SAIだと画像調整しても線がぼやけず綺麗なままなので線画には適してると思います。
内枠
内枠とは、この辺りに収めれば、見栄え的にも印刷的にも良いような気がする枠です。
これをはみ出しても特に問題はありません。
この内枠を選択ツールで選択して、その選択範囲を反転させます。
レイヤーを用意してその選択範囲に黒を流し込みます。
これで黒のみの枠線が出来ました。
場合によってはこれで完成ってのもアリです。
その場合は四隅などのトンボを見えるようにしておいて下さい。
このラインと黒の枠の画像を統合させます。
これからは”拡張””縮小”どちらでもいいのですが、以下は自分の方法です。
コマの内側を選択して、それを先ほど設定した20pix拡張
その選択を反転
別レイヤーに白を流し込めばなんとなく枠が完成です。
なんとなくと言ったのは、このフォトショの仕様
選択して”拡張”や”縮小”をするとなぜか端が丸くなります。
いつもこれを修正するのが面倒くさい…何とかならないものか。
▼セリフ枠
選択範囲の丸ツール等でセリフの枠を作っていきます。
このピョコっと出ている吹き出しのはみ出し(?)は、ペンツールや多角形選択ツールで描きます。
ペンで適当に描いてもよし、とりあえず一色で塗っていきます。
それを先ほどと同じように”自動選択ツール”で選択して”縮小”
別レイヤーを作ってそこに白を流し込めば完成です。
カラー原稿であればこのような応用も可能。
おまけ
▼カラーをグレースケール原稿にする場合
グレースケールの場合、カラーをそのままグレースケールにすればいいだけのような気がしますが。
薄い色同士だと同じような濃さになるので、グレースケールの場合は色を少し濃いめにした方がいいかもしれません。
でも、ただ濃いめと言っても前と同じように全体の濃度が近いとぼやけたり、肌の色が入ってしまったりするので、明るさとコントラストを調整します。
イメージ>色調補正>明るさ・コントラスト
モノクロ原稿のように肌の色が出ないくらい。
髪の毛等のコントラストが出るくらい。
で、調整していけばモノクロ原稿っぽく仕上がります。
今回はPhotoShopでの描き方を解説したいと思います。
解説したサイト見つからなかったのと、あっても説明不足だったっぽかったので自分で補完の意味も込めて。
枠線を引くだけはどこでも解説されていると思いますが、要は”漫画”なので枠の中には絵が入ります。
線を引いただけの枠線だと、このように絵がはみ出します。
この、枠からはみ出した絵を消せる枠線の描き方の説明を書いていこうかと思います。
使用したバージョン:PhotoShop 5.0 J
▼準備
原稿用紙データを用意したら、そこにラインツールで線を引いていきます。
今回のラインは 枠線20pix すきま40pix なので、(20x2)+40=80pix でやろうと思います。
この値は好きに変えてOK
この絵や背景画像は内枠やトンボを見ながら調節していきます。
SAIだと画像調整しても線がぼやけず綺麗なままなので線画には適してると思います。
内枠とは、この辺りに収めれば、見栄え的にも印刷的にも良いような気がする枠です。
これをはみ出しても特に問題はありません。
この内枠を選択ツールで選択して、その選択範囲を反転させます。
レイヤーを用意してその選択範囲に黒を流し込みます。
これで黒のみの枠線が出来ました。
場合によってはこれで完成ってのもアリです。
その場合は四隅などのトンボを見えるようにしておいて下さい。
このラインと黒の枠の画像を統合させます。
これからは”拡張””縮小”どちらでもいいのですが、以下は自分の方法です。
その選択を反転
別レイヤーに白を流し込めばなんとなく枠が完成です。
なんとなくと言ったのは、このフォトショの仕様
選択して”拡張”や”縮小”をするとなぜか端が丸くなります。
いつもこれを修正するのが面倒くさい…何とかならないものか。
▼セリフ枠
選択範囲の丸ツール等でセリフの枠を作っていきます。
このピョコっと出ている吹き出しのはみ出し(?)は、ペンツールや多角形選択ツールで描きます。
ペンで適当に描いてもよし、とりあえず一色で塗っていきます。
それを先ほどと同じように”自動選択ツール”で選択して”縮小”
別レイヤーを作ってそこに白を流し込めば完成です。
カラー原稿であればこのような応用も可能。
おまけ
▼カラーをグレースケール原稿にする場合
グレースケールの場合、カラーをそのままグレースケールにすればいいだけのような気がしますが。
薄い色同士だと同じような濃さになるので、グレースケールの場合は色を少し濃いめにした方がいいかもしれません。
でも、ただ濃いめと言っても前と同じように全体の濃度が近いとぼやけたり、肌の色が入ってしまったりするので、明るさとコントラストを調整します。
イメージ>色調補正>明るさ・コントラスト
モノクロ原稿のように肌の色が出ないくらい。
髪の毛等のコントラストが出るくらい。
で、調整していけばモノクロ原稿っぽく仕上がります。
JUGEMテーマ:創作活動
2012.09.12 Wednesday
ブログの電子書籍化
※書籍のデータを更新しました※
お手数ですがDLした方などは再ダウンロードお願いします。
(記事内容は同じで、記事の並びやレイアウトを手直ししました)
ブログというのは記事が突然全削除になるうっかり事故もあるそうなので。
JUGEMにある”電子書籍化”サービスでバックアップをとっておきたいと思ってとりあえず電子書籍化してみました。
やり方は
JUGEMのサービスでデータを”ZIP”にして、それをパブーにアップしてPDFやePUBデータに変換しました。
※パブーというのは、このサイトのサイドにもありますが、JUGEMと同じpaperboy&co.が運営する電子書籍サイトです。
元々このブログの過去記事でもあるので、全て無料で公開してます。
1ページの見た目はこちら(PDF版)
元記事【sims2ヘタリア連合家[家の住み心地]】
表紙にある絵は過去のヘッダーを使ってます。
作ったのはその表紙画像のみで、他はZIPデータをそのままアップしただけです。
▼電子書籍化に関してのマニュアルはこちら。
【JUGEMブログをインポートして本を作る。】
PDF(15.8MB) ePub(17.1MB)
マニュアルの電子書籍ページへ行きます。
これは無料でDL出来ます。
この通りにアップロードしていって、後は”本の公開と価格”で公開形態や価格を選んで公開するだけ。
余談ですが、最近パブーが重くなってきてるような気がします。
サイトにアクセスするにも時間帯によっては結構待たされるので、サイト開きながら別作業をして…という流れに。
平日の午前中、5時辺りとかが一番空いてるような(気がする)ので、その辺りにデータのアップロードなんかをすると待ち時間はそんなに掛からないかな、と思います。
お手数ですがDLした方などは再ダウンロードお願いします。
(記事内容は同じで、記事の並びやレイアウトを手直ししました)
ブログというのは記事が突然全削除になるうっかり事故もあるそうなので。
JUGEMにある”電子書籍化”サービスでバックアップをとっておきたいと思ってとりあえず電子書籍化してみました。
やり方は
JUGEMのサービスでデータを”ZIP”にして、それをパブーにアップしてPDFやePUBデータに変換しました。
※パブーというのは、このサイトのサイドにもありますが、JUGEMと同じpaperboy&co.が運営する電子書籍サイトです。
元々このブログの過去記事でもあるので、全て無料で公開してます。
1ページの見た目はこちら(PDF版)
元記事【sims2ヘタリア連合家[家の住み心地]】
表紙にある絵は過去のヘッダーを使ってます。
作ったのはその表紙画像のみで、他はZIPデータをそのままアップしただけです。
▼電子書籍化に関してのマニュアルはこちら。
【JUGEMブログをインポートして本を作る。】
PDF(15.8MB) ePub(17.1MB)
マニュアルの電子書籍ページへ行きます。
これは無料でDL出来ます。
この通りにアップロードしていって、後は”本の公開と価格”で公開形態や価格を選んで公開するだけ。
余談ですが、最近パブーが重くなってきてるような気がします。
サイトにアクセスするにも時間帯によっては結構待たされるので、サイト開きながら別作業をして…という流れに。
平日の午前中、5時辺りとかが一番空いてるような(気がする)ので、その辺りにデータのアップロードなんかをすると待ち時間はそんなに掛からないかな、と思います。
JUGEMテーマ:電子書籍
2012.08.30 Thursday
データ入稿用の原稿の作り方
HPのデータ用原稿用紙のオマケとして解説を書きました。
結構自分も過去に苦しんだことのある”データ入稿”を解説してみようとページ作ってみました。
分らなかったからこそ学んだ事もある、と言う事で。
原稿にはカラー印刷用の”カラー原稿”と、スミなど一色刷り用の”モノクロ原稿”があります。
どの原稿にも上の画像の四隅にあるような中心を表すライン”トンボ”が必要になります。
原稿のサイズはデータ入稿の場合”仕上がりと同じサイズ”で作成します。
※その周りに3mm以上の余白を取って下さい(そこにトンボを入れます)
サイズが違うとトーンにモアレが出る事があります。
データの名前は01.eps 02.eps … 96.epsなど、数字だけにしておくのが無難です。
▼カラー原稿
表紙や口絵、最近では本文もフルカラーに出来る本もあるそうです。
カラー原稿の解像度は基本”350dpi”
それ以上の解像度にしても仕上がりはあまり変わらないそうです(印刷屋さん談)
▼モノクロ原稿
”モノクロ2階調”と”グレースケール”の二種類があります。
※2階調の画像がモアレになってますが、実際には手描きの原稿と変わらない見た目です。
画像を作成する為に拡大縮小をするとモアレが出てしまうので。
このように白と黒の境目がはっきり出るのがモノクロ2階調です。
※モノクロ2階調一部拡大(印刷イメージ)
グレースケールでも印刷された原稿を見れば細かい網目状に印刷されています。
※グレースケール一部拡大(印刷イメージ)
このように一見”グレースケール”の方が良さそうに見えますが
吹き出しや枠線のようにはっきり描きたい線がイラストと同じようなぼやけた線になってしまいます。
※グレースケール 枠線サンプル(印刷イメージ)
なので商業誌や小説本は”モノクロ2階調”で出力しています。
グレースケール商業誌で分りやすいのは「ヘタリア」のコミックス。
あれは元々WEB用に小さく描かれた漫画なのでグレースケールになったのかもしれません。
※グレースケール注意点
フィルタ > スケッチ > ハーフトーンパターン でドットを貼り込むと、モアレが出ます。
※モアレサンプル(印刷イメージ)
大きめのデザインドットでも無い限り、グレスケではドットのトーンは避けた方が無難。
・データを入稿する
各社により多少の違いはありますが、大体が以下の通りです。
”.eps”形式が一番メジャーだと思われます。
Wordに関しては各社対応が分かれてる様子。(あまりデータ印刷向きではない)
こちらで印刷できるようなデータ(Multistudio マルチスタジオ)にまとめる方法が紹介されています
【同人誌印刷の栄光:ワードでの入稿法】
・データの確認
入稿するデータが出来上がったら”確認”です。
【みかんの樹】のダウンロードページの一番上にある”台割表(123KB)”というので確認が出来ます。
これを同梱しておけば確認の際に便利です。
もしもデータ不備などがあった場合、印刷所から電話やメールで確認が来る事があります。
これがあればお互いスムーズに確認が行えると思います。
・データを送る
印刷会社によってはCD-Rで送る場合もありますが、大抵は印刷所さんのサーバーに送信します。
原稿データをZIPやLZHなどに発注書や指示書など全部同梱して圧縮。
事前に各印刷所さんのサイトに会員登録をして、向こうに送る為のアップローダーのアドレスが届いたり
FFFTPによるFTP入稿の設定がメールで届きます。
締切日の設定等もあるので、各社のHPでご確認ください。
この記事はウチの別サイト[tecnicaltype-a]用に書いたものです。
【データ入稿用原稿用紙】
書いたきっかけは
ニコ生配信で同人誌を出すと言っている方がいて
『データで知合い各方面に原稿依頼をするので原稿の規格を統一したいけど、そもそもデータ用の原稿の規格を教えて』
と言っていたのですが、答えてる方々も結構独自規格がバラバラだったり、中には原稿不備になりそうなサイズを教えている方々も居たので、そんなにデータ原稿の作り方が周知されてないのかな…。
と思って、データ用原稿用紙のページに説明を書きました。
ウチのサイトでも一番ダウンロード数が少ないデータでもありますし。
印刷所さんのサイトでもっと詳しい説明はされてる筈なので、詳しく知りたい場合はそこで詳しく見た方が賢明です。
サイトに印刷所リンクとデータ入稿に関してのページリンクも掲載しておきました。
結構自分も過去に苦しんだことのある”データ入稿”を解説してみようとページ作ってみました。
分らなかったからこそ学んだ事もある、と言う事で。
原稿にはカラー印刷用の”カラー原稿”と、スミなど一色刷り用の”モノクロ原稿”があります。
どの原稿にも上の画像の四隅にあるような中心を表すライン”トンボ”が必要になります。
原稿のサイズはデータ入稿の場合”仕上がりと同じサイズ”で作成します。
※その周りに3mm以上の余白を取って下さい(そこにトンボを入れます)
サイズが違うとトーンにモアレが出る事があります。
データの名前は01.eps 02.eps … 96.epsなど、数字だけにしておくのが無難です。
▼カラー原稿
表紙や口絵、最近では本文もフルカラーに出来る本もあるそうです。
カラー原稿の解像度は基本”350dpi”
それ以上の解像度にしても仕上がりはあまり変わらないそうです(印刷屋さん談)
イメージ > モード: CMYK | 解像度pixels/inch 350dpi |
▼モノクロ原稿
”モノクロ2階調”と”グレースケール”の二種類があります。
モノクロ2階調 |
グレースケール |
※2階調の画像がモアレになってますが、実際には手描きの原稿と変わらない見た目です。
画像を作成する為に拡大縮小をするとモアレが出てしまうので。
このように白と黒の境目がはっきり出るのがモノクロ2階調です。
※モノクロ2階調一部拡大(印刷イメージ)
グレースケールでも印刷された原稿を見れば細かい網目状に印刷されています。
※グレースケール一部拡大(印刷イメージ)
このように一見”グレースケール”の方が良さそうに見えますが
吹き出しや枠線のようにはっきり描きたい線がイラストと同じようなぼやけた線になってしまいます。
※グレースケール 枠線サンプル(印刷イメージ)
なので商業誌や小説本は”モノクロ2階調”で出力しています。
グレースケール商業誌で分りやすいのは「ヘタリア」のコミックス。
あれは元々WEB用に小さく描かれた漫画なのでグレースケールになったのかもしれません。
※グレースケール注意点
フィルタ > スケッチ > ハーフトーンパターン でドットを貼り込むと、モアレが出ます。
※モアレサンプル(印刷イメージ)
大きめのデザインドットでも無い限り、グレスケではドットのトーンは避けた方が無難。
イメージ > モード:モノクロ2階調 トーンを貼り込んだ原稿/文字のみの小説本向き | 解像度pixels/inch 1200dpi |
イメージ > モード:グレースケール トーンを貼り込まないモノクロ原稿向き | 解像度pixels/inch 600dpi |
・データを入稿する
各社により多少の違いはありますが、大体が以下の通りです。
”.eps”形式が一番メジャーだと思われます。
Photoshop CS5まで | .eps エンコーディング:JPEG 最高画質(低圧縮率)バイナリ .psd レイヤーを一枚に統合 .tif ※画像が重すぎて処理できない場合のみ ”LZW圧縮”にチェックを入れる |
Illustrator CS5まで | .eps フォントは全てアウトラインをとる 画像は全てリンク状態で保存 .jpg 最高画質(低圧縮率) ※画像の劣化、モアレ発生の可能性有 |
Word | .jpg 最高画質(低圧縮率) フォントは全て埋め込み※校正に時間がかかる可能性有 .eps ※トーン使用画像でモアレ発生の可能性有 .doc .docx ※レイアウトが変わる可能性有 |
ComicStudio | .psd →psd変換後にPhotoshopで開いて.epsで保存 |
Wordに関しては各社対応が分かれてる様子。(あまりデータ印刷向きではない)
こちらで印刷できるようなデータ(Multistudio マルチスタジオ)にまとめる方法が紹介されています
【同人誌印刷の栄光:ワードでの入稿法】
・データの確認
入稿するデータが出来上がったら”確認”です。
【みかんの樹】のダウンロードページの一番上にある”台割表(123KB)”というので確認が出来ます。
これを同梱しておけば確認の際に便利です。
もしもデータ不備などがあった場合、印刷所から電話やメールで確認が来る事があります。
これがあればお互いスムーズに確認が行えると思います。
・データを送る
印刷会社によってはCD-Rで送る場合もありますが、大抵は印刷所さんのサーバーに送信します。
原稿データをZIPやLZHなどに発注書や指示書など全部同梱して圧縮。
事前に各印刷所さんのサイトに会員登録をして、向こうに送る為のアップローダーのアドレスが届いたり
FFFTPによるFTP入稿の設定がメールで届きます。
締切日の設定等もあるので、各社のHPでご確認ください。
この記事はウチの別サイト[tecnicaltype-a]用に書いたものです。
【データ入稿用原稿用紙】
書いたきっかけは
ニコ生配信で同人誌を出すと言っている方がいて
『データで知合い各方面に原稿依頼をするので原稿の規格を統一したいけど、そもそもデータ用の原稿の規格を教えて』
と言っていたのですが、答えてる方々も結構独自規格がバラバラだったり、中には原稿不備になりそうなサイズを教えている方々も居たので、そんなにデータ原稿の作り方が周知されてないのかな…。
と思って、データ用原稿用紙のページに説明を書きました。
ウチのサイトでも一番ダウンロード数が少ないデータでもありますし。
印刷所さんのサイトでもっと詳しい説明はされてる筈なので、詳しく知りたい場合はそこで詳しく見た方が賢明です。
サイトに印刷所リンクとデータ入稿に関してのページリンクも掲載しておきました。
JUGEMテーマ:同人活動
2012.04.20 Friday
簡単な吉里吉里講座。
2009年06月04日 投稿
2012年02月12日 更新
2012年04月20日 更新
画集の次はサウンドノベルを吉里吉里で作成しようと思っていじっていたら意外と簡単に出来てしまいました。
スクリプトを理解しながらなので、ちょっとづつ作成して何日もかかるかと思っていたのですが、数時間でだいたい260行ほどのものが出来ました。
でもその際に参考にしたサイトが古くてリンク切れだったり、プログラミング文が書いていなかったりとあったので自分なりにまとめてみました。
注※ココに書いてあるのは挿絵付きの小説をただ読むだけのものを紹介しています。
★簡単”吉里吉里講座”でも入門編★
▼ファイルを用意する。
・まず初めに
吉里吉里をダウンロード
こちらの「安定版 ダウンロード」のトップにある「kr2_最新版の数字.lzh」をダウンロードします。
・作成支援ツール
作成支援のプログラムをダウンロードしてきた方が簡単に出来ます。
(メモ帳でのタグ打ちでも作成は可能です)
KKDE-吉里吉里専用の開発環境ソフトウェア
色分けされてて分かりやすいです。
・テンプレートをコピーする
DLしてきた吉里吉里プログラムを解凍すると「kag3」というファイルがあります。
その中の「template」というファイルを全てコピーします。
このファイルを吉里吉里プログラムの近場にコピーしておくと作業が便利になります。
作成支援プログラムKKDEで「プロジェクトを新規作成」する、で指定したファイル内に「プロジェクト名」のファイルが作成されます。
このxxxが新たに作成されたファイル。
どう作用してるのか分かりませんが。
ファイル説明
[bgimage/背景画像][bgm/BGMファイル(WAVやMIDI)]「fgimage/前景画像(枠やキャラなど)」
「other/その他」「rule/ルール画像※」「savedata/栞のデータ」「scenario/シナリオファイル」
「sound/効果音」「system/動作ファイル」「video/動画ファイル」「xxx/作業フォルダ?」
※フェードイン・フェードアウト画像の事
用意するファイルはここまでです。
▼ファイル作成
・KKDEかメモ帳でfirst.ksファイルを編集。
「scenario」ファイル内にある「first.ks」(これでサウンドノベルが動きます)
[wait time=200]
*start|スタート
[cm]
こんにちは。
↑最初はこんなカンジで表示されてます、
▼今回使用したタグ
@title name="タイトル"
作品のタイトル
*xxxx|章のタイトル
「栞をはさむ」の栞になるもの、最初は「*start|スタート」になっている。
これを”*start1|第一章””*start2|第二章”…と変更していくと栞が挟めるようになります。
[cm]
クリアメッセージ、↑の後に記述すると一旦文章をリセットできる。
[r]
改行
[l]
クリック待ち
[l][playse storage=pi.wav][ws]
↑このようにするとクリック音が鳴らせます。
@image storage=画像名 layer=base
表示する背景画像、.jpgなどの拡張子を抜いた画像名(半角英数)を記入。
背景画像ファイルは「bgimage」ファイル内に置く。
[trans rule="ファイル名.png" vague=100 time=500]
ルール画像、画面がグラデーションで場面転換していくもの、これは拡張子込み。
画像は「rule」ファイルへ、公式の「トランジションライブラリ」にルール画像セットがあります。
vague= グラデーションのぼやけ具合。
time= その画像が変わっていく速度。
stay=stayfore
stay=stayback
stay=nostay
@playbgm storage=BGMファイル名 loop=true
BGMファイル名、.wavなどの拡張子を抜いた画像名(半角英数)を記入。
音楽ファイルは「bgm」ファイル内に置く。
[stopbgm]
BGMを止める。
[fadeoutbgm time=1000]
BGMがフェードアウトしていく。
time=はそのBGMが変わっていく速度
[fadeinse time=1000]
BGMがフェードインしていく。
time=はそのBGMが変わっていく速度
[playse storage=効果音ファイル名.wav]
効果音を鳴らす、これは拡張子込み。
[ws]
効果音再生の終了。
[link exp="System.shellExecute('http://')" hint="リンク名"]リンク名[endlink]
リンクアドレス。
[link target=*start0]>>>最初に戻る<<<[endlink]
ファイル内リンク。
ゲームブックのような選択肢リンクとしても使えます。
▼ゲーム表示を変更
「system」ファイル内にある「Config.tjs」で設定します。
下記のものは今回調整したもののみを掲載。
// ◆ メッセージ枠用の画像
;frameGraphic = "waku"; // position タグの frame 属性に相当
枠画像 〔例〕waku.jpg の画像名だけ記入、大きさは何度もファイルを実行して大きさを調整しました。
画像を使用すると透過は出来なくなります。
// ◆ メッセージレイヤの色と不透明度
;frameColor = 0xFFFFFF; // position タグの color 属性に相当
;frameOpacity = 100; // position タグの opacity 属性に相当
枠に画像を使わない場合、枠の色と透け具合が設定出来ます。
// ◆ 左右上下マージン
;marginL = 15; // 左余白
;marginT = 10; // 上余白
;marginR = 10; // 右余白
;marginB = 15; // 下余白
文字表示の上下左右の余白の設定。
// ◆ 初期位置
;ml = 16; // 左端位置
;mt = 310; // 上端位置
枠画像が出てくる位置。
// ◆ BGM再生メディア
;type = "Midi";
使用できるファイル形式
無圧縮 Wave(.wav)
Ogg Vorbis(*.ogg)
TCWF(*.tcw)
MS-ADPCM(*.wav)
BGMに使う拡張子。
※全体を通して同じ形式のファイルしか流せません。
コレでこのように表示されます。
ちなみに枠はキタユメ。さんの「エトセトラ」の中にある「ゲーム用素材」のスタンダードなタイプのセリフ枠をちょっとだけ変更したものです。
▼配布するファイルを作成する
全部が完成したら実際に動かせる「.exe」ファイルにまとめます。
DLしてきた吉里吉里ファイルの中にある「Tools」というファイルの中にある本アイコンの「krkrrel.exe」を実行します。
これを開いたら入力形式で「.EXE形式 実行可能ファイル」を選択して、出力ファイルで作成していたファイルを選択して「作成」
これで「ファイル名.exe」という配布できる実行ファイルが出来ます。
==========================================
今回使用したのはこのくらいです。
BGMに乗せて挿絵が変わって効果音がたまに鳴る簡単サウンドノベル。
他にも色々とあるらしいのですが、今回はコレだけ。
選択肢要素などをかなり作りこんだらプリンセスメーカー的な物も作成可能かもしれません。
▼参考にしたサイト
吉里吉里内「KAG3 ドキュメント」
吉里吉里への道/KAG講座
・コメント
kumaさん
私も吉里吉里2/KAG3を使ってサウンドノベルを制作しているのですが、吉里吉里起動中に最初は好調だった効果音の再生がされなくなり、非常に困っています。
■返答
自分もそれで鳴らなくなった事があります。
その場合、同じフォルダ内にある「system」というフォルダの中に”Config.tjs”という設定ファイルがあります。
その中の-- BGM の設定 --という項目、677行目にあります
;type = "Midi";
という所をコメントに書かれている”ogg”に変えると音が出るようになると思います。
ただしその場合、ノベル内で流す曲の形式を全てoggに統一しなければ鳴らなくなってしまうようです。
最初は”midi”と設定されていたのでWAVEが鳴らず自分も悩んでました。
Config.tjsファイルはその他にも色々と設定があるので、詰まったらこのファイルを確認してみたらいいかもしれません。
別サイトにてその解説をしているサイトさんがありましたので、これ以外の場合はこちらの方が参考になると思います。
【OUT FOCUS>BGM・効果音が再生できない/エラーになる】
あとこちら※を見たら使用出来る拡張子にoggが見当たらなかったのですが、他で見ると使えるようなカンジで書いてある所もあるので実際に鳴らしてみないとよく分りません。
※ダウンロードした吉里吉里に同梱されたファイル内にあります
/kirikiri2/kr2doc/contents/SoundSystem.html
tomoさん
返信遅れてすみません、もう一か月ほど前なので自己解決してるかもしれませんが。
”他のシナリオファイルに飛ぼうとすると
[スクリプトで例外が発生しました ストレージ(シナリオファイルの名前)が見つかりません]
と表示されます。”
との事ですが”他のシナリオファイル”という事でもしかしたら元のfirst.ksファイル以外にファイルを作ってそこに飛ぶように設定している、という事なのでしょうか?
コンフィグconfig.ksなどの設定ファイルは別に作っても良いのですが、シナリオファイルは基本一つのファイルにまとめないとリンクしません。
なのでシナリオは長くなってもfirst.ksファイルの中にまとめて下さい。
リンクは
[link target=*xxxxx]■次のシナリオへ■[endlink]
というように記述して下さい。
L さん
記述にあった通り
[jump storage="XX.ks" target=*XX]
で、別シナリオに飛べました。
◆使用方法
これはリンクが表示されるというものではなく、この記述部分に差し掛かると自動的に別のシナリオファイルに移動するものです。
なのでシナリオの終わり部分に使用します。
=====================================
ここで文章終わり。[r]
[l][playse storage=pi.wav][ws]
[jump storage="first2.ks" target=*start0]
=====================================
このような記述にすれば、別のシナリオファイルに飛べます。
Lさん、遅レスですみませんでした。
教えて頂いてありがとうございました。
2012年02月12日 更新
2012年04月20日 更新
画集の次はサウンドノベルを吉里吉里で作成しようと思っていじっていたら意外と簡単に出来てしまいました。
スクリプトを理解しながらなので、ちょっとづつ作成して何日もかかるかと思っていたのですが、数時間でだいたい260行ほどのものが出来ました。
でもその際に参考にしたサイトが古くてリンク切れだったり、プログラミング文が書いていなかったりとあったので自分なりにまとめてみました。
注※ココに書いてあるのは挿絵付きの小説をただ読むだけのものを紹介しています。
★簡単”吉里吉里講座”でも入門編★
▼ファイルを用意する。
・まず初めに
吉里吉里をダウンロード
こちらの「安定版 ダウンロード」のトップにある「kr2_最新版の数字.lzh」をダウンロードします。
・作成支援ツール
作成支援のプログラムをダウンロードしてきた方が簡単に出来ます。
(メモ帳でのタグ打ちでも作成は可能です)
KKDE-吉里吉里専用の開発環境ソフトウェア
色分けされてて分かりやすいです。
・テンプレートをコピーする
DLしてきた吉里吉里プログラムを解凍すると「kag3」というファイルがあります。
その中の「template」というファイルを全てコピーします。
このファイルを吉里吉里プログラムの近場にコピーしておくと作業が便利になります。
作成支援プログラムKKDEで「プロジェクトを新規作成」する、で指定したファイル内に「プロジェクト名」のファイルが作成されます。
このxxxが新たに作成されたファイル。
どう作用してるのか分かりませんが。
ファイル説明
[bgimage/背景画像][bgm/BGMファイル(WAVやMIDI)]「fgimage/前景画像(枠やキャラなど)」
「other/その他」「rule/ルール画像※」「savedata/栞のデータ」「scenario/シナリオファイル」
「sound/効果音」「system/動作ファイル」「video/動画ファイル」「xxx/作業フォルダ?」
※フェードイン・フェードアウト画像の事
用意するファイルはここまでです。
▼ファイル作成
・KKDEかメモ帳でfirst.ksファイルを編集。
「scenario」ファイル内にある「first.ks」(これでサウンドノベルが動きます)
[wait time=200]
*start|スタート
[cm]
こんにちは。
↑最初はこんなカンジで表示されてます、
▼今回使用したタグ
@title name="タイトル"
作品のタイトル
*xxxx|章のタイトル
「栞をはさむ」の栞になるもの、最初は「*start|スタート」になっている。
これを”*start1|第一章””*start2|第二章”…と変更していくと栞が挟めるようになります。
[cm]
クリアメッセージ、↑の後に記述すると一旦文章をリセットできる。
[r]
改行
[l]
クリック待ち
[l][playse storage=pi.wav][ws]
↑このようにするとクリック音が鳴らせます。
@image storage=画像名 layer=base
表示する背景画像、.jpgなどの拡張子を抜いた画像名(半角英数)を記入。
背景画像ファイルは「bgimage」ファイル内に置く。
[trans rule="ファイル名.png" vague=100 time=500]
ルール画像、画面がグラデーションで場面転換していくもの、これは拡張子込み。
画像は「rule」ファイルへ、公式の「トランジションライブラリ」にルール画像セットがあります。
vague= グラデーションのぼやけ具合。
time= その画像が変わっていく速度。
stay=stayfore
stay=stayback
stay=nostay
@playbgm storage=BGMファイル名 loop=true
BGMファイル名、.wavなどの拡張子を抜いた画像名(半角英数)を記入。
音楽ファイルは「bgm」ファイル内に置く。
[stopbgm]
BGMを止める。
[fadeoutbgm time=1000]
BGMがフェードアウトしていく。
time=はそのBGMが変わっていく速度
[fadeinse time=1000]
BGMがフェードインしていく。
time=はそのBGMが変わっていく速度
[playse storage=効果音ファイル名.wav]
効果音を鳴らす、これは拡張子込み。
[ws]
効果音再生の終了。
[link exp="System.shellExecute('http://')" hint="リンク名"]リンク名[endlink]
リンクアドレス。
[link target=*start0]>>>最初に戻る<<<[endlink]
ファイル内リンク。
ゲームブックのような選択肢リンクとしても使えます。
▼ゲーム表示を変更
「system」ファイル内にある「Config.tjs」で設定します。
下記のものは今回調整したもののみを掲載。
// ◆ メッセージ枠用の画像
;frameGraphic = "waku"; // position タグの frame 属性に相当
枠画像 〔例〕waku.jpg の画像名だけ記入、大きさは何度もファイルを実行して大きさを調整しました。
画像を使用すると透過は出来なくなります。
// ◆ メッセージレイヤの色と不透明度
;frameColor = 0xFFFFFF; // position タグの color 属性に相当
;frameOpacity = 100; // position タグの opacity 属性に相当
枠に画像を使わない場合、枠の色と透け具合が設定出来ます。
// ◆ 左右上下マージン
;marginL = 15; // 左余白
;marginT = 10; // 上余白
;marginR = 10; // 右余白
;marginB = 15; // 下余白
文字表示の上下左右の余白の設定。
// ◆ 初期位置
;ml = 16; // 左端位置
;mt = 310; // 上端位置
枠画像が出てくる位置。
// ◆ BGM再生メディア
;type = "Midi";
使用できるファイル形式
無圧縮 Wave(.wav)
Ogg Vorbis(*.ogg)
TCWF(*.tcw)
MS-ADPCM(*.wav)
BGMに使う拡張子。
※全体を通して同じ形式のファイルしか流せません。
コレでこのように表示されます。
ちなみに枠はキタユメ。さんの「エトセトラ」の中にある「ゲーム用素材」のスタンダードなタイプのセリフ枠をちょっとだけ変更したものです。
▼配布するファイルを作成する
全部が完成したら実際に動かせる「.exe」ファイルにまとめます。
DLしてきた吉里吉里ファイルの中にある「Tools」というファイルの中にある本アイコンの「krkrrel.exe」を実行します。
これを開いたら入力形式で「.EXE形式 実行可能ファイル」を選択して、出力ファイルで作成していたファイルを選択して「作成」
これで「ファイル名.exe」という配布できる実行ファイルが出来ます。
==========================================
今回使用したのはこのくらいです。
BGMに乗せて挿絵が変わって効果音がたまに鳴る簡単サウンドノベル。
他にも色々とあるらしいのですが、今回はコレだけ。
選択肢要素などをかなり作りこんだらプリンセスメーカー的な物も作成可能かもしれません。
▼参考にしたサイト
吉里吉里内「KAG3 ドキュメント」
吉里吉里への道/KAG講座
JUGEMテーマ:サウンドノベル
・コメント
kumaさん
私も吉里吉里2/KAG3を使ってサウンドノベルを制作しているのですが、吉里吉里起動中に最初は好調だった効果音の再生がされなくなり、非常に困っています。
■返答
自分もそれで鳴らなくなった事があります。
その場合、同じフォルダ内にある「system」というフォルダの中に”Config.tjs”という設定ファイルがあります。
その中の-- BGM の設定 --という項目、677行目にあります
;type = "Midi";
という所をコメントに書かれている”ogg”に変えると音が出るようになると思います。
ただしその場合、ノベル内で流す曲の形式を全てoggに統一しなければ鳴らなくなってしまうようです。
最初は”midi”と設定されていたのでWAVEが鳴らず自分も悩んでました。
Config.tjsファイルはその他にも色々と設定があるので、詰まったらこのファイルを確認してみたらいいかもしれません。
別サイトにてその解説をしているサイトさんがありましたので、これ以外の場合はこちらの方が参考になると思います。
【OUT FOCUS>BGM・効果音が再生できない/エラーになる】
あとこちら※を見たら使用出来る拡張子にoggが見当たらなかったのですが、他で見ると使えるようなカンジで書いてある所もあるので実際に鳴らしてみないとよく分りません。
※ダウンロードした吉里吉里に同梱されたファイル内にあります
/kirikiri2/kr2doc/contents/SoundSystem.html
tomoさん
返信遅れてすみません、もう一か月ほど前なので自己解決してるかもしれませんが。
”他のシナリオファイルに飛ぼうとすると
[スクリプトで例外が発生しました ストレージ(シナリオファイルの名前)が見つかりません]
と表示されます。”
との事ですが”他のシナリオファイル”という事でもしかしたら元のfirst.ksファイル以外にファイルを作ってそこに飛ぶように設定している、という事なのでしょうか?
コンフィグconfig.ksなどの設定ファイルは別に作っても良いのですが、シナリオファイルは基本一つのファイルにまとめないとリンクしません。
なのでシナリオは長くなってもfirst.ksファイルの中にまとめて下さい。
リンクは
[link target=*xxxxx]■次のシナリオへ■[endlink]
というように記述して下さい。
L さん
記述にあった通り
[jump storage="XX.ks" target=*XX]
で、別シナリオに飛べました。
◆使用方法
これはリンクが表示されるというものではなく、この記述部分に差し掛かると自動的に別のシナリオファイルに移動するものです。
なのでシナリオの終わり部分に使用します。
=====================================
ここで文章終わり。[r]
[l][playse storage=pi.wav][ws]
[jump storage="first2.ks" target=*start0]
=====================================
このような記述にすれば、別のシナリオファイルに飛べます。
Lさん、遅レスですみませんでした。
教えて頂いてありがとうございました。
2011.09.28 Wednesday
フォトショで3DCGっぽく描ける髪の毛用ブラシ作ってみた
髪の毛をいちいち一本づつ描いてると手首が痛くなってきて、接骨院に行ってみたら手首がフニャフニャになっていると通告を受けてしまいました。
そこで何とかならないものかと思ってたらPhotoShopブラシの作り方を見つけて試しに作ってみる事にしました。
髪サンプル画像
一応髪のブラシなんで髪だけ描いてみました。
ブラシはこんなカンジ
画像小さすぎてよく見えないかもしれませんが。
これでシュシュッと描きます。
右上拡大画像
上に光のレイヤー
下に影(ベース)のレイヤーを作って描きます。
右下拡大画像
こういった髪の3Dゲームはよく見ますね。
でも2Dです。
左下拡大画像
すみません、描いてるのが低スペックPCなので毛の湾曲辺りがカクカクに。
通常のPCなら大丈夫です。
毛先の描き方
通常の”入り”と”抜き”と逆にすると上手くいくみたいです。
ブラシ表示画面
ブラシの表示はこのようになります。
大小の2種類
▼設定
ペイント間隔
↑この数値くらいに設定してみて下さい。
そのブラシが描く間隔の事。
数字が大きいほど繋がらなくなります、綺麗にシューっと描けないという事。
多分試してみた方が分かるかと思います。
ブラシのアイコンをダブルクリックして設定して下さい。
>> ダウンロードはこちら <<
※filestrageのサイトが開きます※
内容 22.5 MB
・hair03.ABR(ブラシファイル)
・hair04.ABR(ブラシファイル)
・hair_sample3.jpg(サンプル画像)
・hair_sample4.jpg(サンプル画像)
・hair_sample.psd(フォトショサンプル)
▼ファイル使用方法
このファイルを指定のフォトショフォルダー内に入れます。
”C:¥Program Files¥Adobe¥Photoshop 5.0J¥Goodies¥Brushes”
「Photoshop 5.0J」の所はお使いのバージョンによって違います。
アニメ塗り絵というよりは、海外でよくあるようなリアル志向用のブラシ。
でもコレで何とか髪を細かく描く手間を軽減できると思います。
コレを作ったきっかけは、スカイ廃ことキース殿の飼い犬ジョンを描く為でした。
動物の毛並みっていちいちポワポワ描くの面倒だったので。
そこで何とかならないものかと思ってたらPhotoShopブラシの作り方を見つけて試しに作ってみる事にしました。
髪サンプル画像
一応髪のブラシなんで髪だけ描いてみました。
ブラシはこんなカンジ
画像小さすぎてよく見えないかもしれませんが。
これでシュシュッと描きます。
右上拡大画像
上に光のレイヤー
下に影(ベース)のレイヤーを作って描きます。
右下拡大画像
こういった髪の3Dゲームはよく見ますね。
でも2Dです。
左下拡大画像
すみません、描いてるのが低スペックPCなので毛の湾曲辺りがカクカクに。
通常のPCなら大丈夫です。
毛先の描き方
通常の”入り”と”抜き”と逆にすると上手くいくみたいです。
ブラシ表示画面
ブラシの表示はこのようになります。
大小の2種類
▼設定
ペイント間隔
↑この数値くらいに設定してみて下さい。
そのブラシが描く間隔の事。
数字が大きいほど繋がらなくなります、綺麗にシューっと描けないという事。
多分試してみた方が分かるかと思います。
ブラシのアイコンをダブルクリックして設定して下さい。
※filestrageのサイトが開きます※
内容 22.5 MB
・hair03.ABR(ブラシファイル)
・hair04.ABR(ブラシファイル)
・hair_sample3.jpg(サンプル画像)
・hair_sample4.jpg(サンプル画像)
・hair_sample.psd(フォトショサンプル)
▼ファイル使用方法
このファイルを指定のフォトショフォルダー内に入れます。
”C:¥Program Files¥Adobe¥Photoshop 5.0J¥Goodies¥Brushes”
「Photoshop 5.0J」の所はお使いのバージョンによって違います。
アニメ塗り絵というよりは、海外でよくあるようなリアル志向用のブラシ。
でもコレで何とか髪を細かく描く手間を軽減できると思います。
コレを作ったきっかけは、スカイ廃ことキース殿の飼い犬ジョンを描く為でした。
動物の毛並みっていちいちポワポワ描くの面倒だったので。
JUGEMテーマ:illustration
2011.08.08 Monday
ペンタブの芯を自作する。(パスタで)
ペンタブレットでずっと描いていると先の芯が丸くなってきます。
最初に入っているのはプラスチックの芯なのですが、やっぱり削れていくので新しいのと交換しなければ中に埋まっていってしまう。
こんなカンジで短くなっていきます。
この芯は交換が可能で、毛抜きで引っこ抜く事が出来ます。
その芯の変わりに質感も似たようなカンジの乾燥パスタを使って自作してみました。
まず、1.7mmの太さのパスタを用意します。
スーパーで売ってるパスタはだいたい太さが書いてあるのでそれを参考に。
これが1.7mm
ディ・チェコ好きなんだけど1.7mmが無かった。
これはリングイネ(平たいパスタ)
その1.7mmのパスタをカッターで3cmの長さにカットします。
ピッタリじゃなくてもヤスリで削れるのでその辺は適当で、カッターでのこぎりのようにちょっとづつ引いていくのがコツです。
その先端を鉛筆の芯を削るように削って尖らせて、あとは紙ヤスリで仕上げていけば完成。
今回はこの#320を使用しました。
…なにこのただの四角い灰色。
こちらのプラスチックやすりで研磨すると、普通の工業製品のようなツルツル具合になります。
スマホ用のタッチペンの先の研磨に使用したり、爪の艶出しに使用したりもしてます。
実際はプラモ作ったりする時の艶出し用ヤスリなんだろうけど。
このパスタのペン先なのですが、やっぱり柔らかいので削れます。
このくらいでも大丈夫だろうと思って交換せずにいたのですが、ちょっと線を比較してみた。
比較画像
・新しい芯
・古い芯
・マウスで引いた線
線の先端の拡大画像
微妙な差ですが、積み重なると大きな差になってきます。
筆圧にもよりますが、一枚絵につき一本というカンジでした。
本日pixivに登録していた絵を全て削除させて頂きました。
【PixivのシステムによるユーザID漏洩とパスロックの未実装とadminツールについて】
今回のID漏洩はただID漏れしただけでなく、何度もパス入力してもロックされないのでなんとかすれば乗っ取り可能で、実際に乗っ取られて荒らされているようです。
【pixivでアカウントハック横行 乗っ取られた垢がランキング入の腐向け絵に大量の中傷コメント】
あと、クレジットカード情報が削除出来ない仕様とか、admin(管理画面)公開とか、色々信じられない事になってるのでとりあえずROM用に残してはおきますが、私がこれからコメントを書き込む事は無いです。
最初に入っているのはプラスチックの芯なのですが、やっぱり削れていくので新しいのと交換しなければ中に埋まっていってしまう。
こんなカンジで短くなっていきます。
この芯は交換が可能で、毛抜きで引っこ抜く事が出来ます。
その芯の変わりに質感も似たようなカンジの乾燥パスタを使って自作してみました。
まず、1.7mmの太さのパスタを用意します。
スーパーで売ってるパスタはだいたい太さが書いてあるのでそれを参考に。
これが1.7mm
ディ・チェコ好きなんだけど1.7mmが無かった。
これはリングイネ(平たいパスタ)
その1.7mmのパスタをカッターで3cmの長さにカットします。
ピッタリじゃなくてもヤスリで削れるのでその辺は適当で、カッターでのこぎりのようにちょっとづつ引いていくのがコツです。
その先端を鉛筆の芯を削るように削って尖らせて、あとは紙ヤスリで仕上げていけば完成。
…なにこのただの四角い灰色。
こちらのプラスチックやすりで研磨すると、普通の工業製品のようなツルツル具合になります。
スマホ用のタッチペンの先の研磨に使用したり、爪の艶出しに使用したりもしてます。
実際はプラモ作ったりする時の艶出し用ヤスリなんだろうけど。
このパスタのペン先なのですが、やっぱり柔らかいので削れます。
このくらいでも大丈夫だろうと思って交換せずにいたのですが、ちょっと線を比較してみた。
比較画像
・新しい芯
・古い芯
・マウスで引いた線
線の先端の拡大画像
微妙な差ですが、積み重なると大きな差になってきます。
筆圧にもよりますが、一枚絵につき一本というカンジでした。
一般的な替え芯 | 1mm上下するスプリングが入ってる芯 これは自作出来ません |
本日pixivに登録していた絵を全て削除させて頂きました。
【PixivのシステムによるユーザID漏洩とパスロックの未実装とadminツールについて】
今回のID漏洩はただID漏れしただけでなく、何度もパス入力してもロックされないのでなんとかすれば乗っ取り可能で、実際に乗っ取られて荒らされているようです。
【pixivでアカウントハック横行 乗っ取られた垢がランキング入の腐向け絵に大量の中傷コメント】
あと、クレジットカード情報が削除出来ない仕様とか、admin(管理画面)公開とか、色々信じられない事になってるのでとりあえずROM用に残してはおきますが、私がこれからコメントを書き込む事は無いです。
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ネロ気分。
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